掃除🧹→手を止め→読書📚会。さて、ワイも🧀探しに行こうと思った話
今朝、僕は部屋の掃除をした。すると、懐かしい本が出てきた。
ずいぶん前にベストセラーになった『チーズ🧀はどこへ消えた?』だ。ブックカバーに覆われていたので外観からタイトルがわからなかった。『何年ぶりだろう』そんなセリフを僕は口にした。
単行本のようなサイズ。厚みはわずか1センチほど。ペラペラがしっくりくるほど、薄っぺらい。難しい言葉はなく、数時間もあれば読み切れる分量の本だ。
しかし、その内容に多くの方は勇気をもらったはず。
チーズ🧀は○○なる
迷路の中で2人の人間と2匹のネズミがチーズを探す話。チーズは、僕たちの生活に置き換えられる。例えば、衣食住。仕事。学び。知識など。今回の僕の話では、以下、チーズ=仕事と置き換えて欲しい。
おそらく筆者はこれを伝えたいのだろう。象徴的な一文がある。
『チーズ🧀は無くなる』こと。
突如、人類を襲った新型コロナ。元の生活は戻らず、生活の根幹になる仕事が脅かされている。不況がヒタヒタと近づき、コロナによって、仕事を失った方が多いと聞く。
まだまだ失業者がこれから大量に輩出されるとも予想されている。明日は我が身。僕もその一員に加わるかもしれない危機感がある。
だから、DOする?
そんな僕の気持ちを察したのか。『チーズ🧀はどこへ消えた?』は僕の前に再び現れたと、ワイは思った。
本の中と同じく、仮に空間いっぱいにチーズがあったとしても、チーズを毎日食べれば減る。放置していると腐って、食べられなく部分も出てくる。いつしかチーズは無くなる。
だからこそ、日々、チーズの状態を確認すること。情報を仕入れ、変化を予測し、次への準備をする。安泰は無いのだと、心得ることが大事である。
仕事なき国:○○
コロナ渦でより浮き彫りになった。今の日本は新しいチーズがほとんどないと実感できる。世の中には、飲食に代表されるサービス業や、営業、製造業とありとあらゆる職業が存在する。
誰もがうらやむ大企業に勤めたとしても、当時の時代にマッチしているだけで、世間のルールが変われば存続の危機を迎える。
例えば、百貨店。Amazonに代表される通信販売の台頭により、今や存続の危機。車や不動産、電化製品に代表される物作りの分野でも存続が厳しくなっている。
コロナで起きたリモート学習のPC特需。日本メーカーは一社もない事態。日本の学校で使うのに、マイクロソフト、アップル、GoogleのPCをほとんどの学校が導入するという。
IT化は世界標準から大きく取り残され、IT後進国となっている日本。10万円の給付を受けるためのオンラインが機能しない。今だ手作業に頼り、支給まで何日もかかる失政ぶりを見れば、いかに遅れているかは、僕が語るまでもない。
その昔、世界の企業ランキングで上位をほぼ独占した日本企業。今や中国、米国企業が上位を競い合い、日本企業はまさにチーズが消えたことを表している。
できれば、『すぐ』がいい
次の準備をするとは言え、行動を起こすにもタイミングがある。『すぐ』なのか。『しばし考える』のか。『動かない』のか。
前述した『チーズは無くなる』とは、状況は常に変化するから、一つの場所、分野に安住するなという警告でもある。
人間はどうしても安心を求める。一度手にすると、中々次のステージに進めない。たいていの人は次の行動を起こせない。
でも本の中のネズミたちは違った。日々空間にあるチーズを調べて、どういう状態にあるか把握していた。チーズが無くなることを予想して、無くなったら即、次のチーズ探しへ向かう。
中々、次のチーズは見つからないかもしれない。不安を抱えながら、新しいチーズを探す旅に出発をするのだ。準備ができているからこそ、すぐに出発するのだ。
誤解がないように言っておきたいが、僕は転職をオススメしているわけではない。僕自身は今すぐ仕事を探しに行くわけでもない。
己を知ることから
今すぐ起こすべき行動。僕が考えるのは、まず現状を把握すること。もしも今、運良く仕事を持っているならば、仕事をしながらが理想。前述したが、日本には仕事を生み出す余力が無くなり始めている。自ら手放すと、次を見つけるのは、かなり厳しい。
・どんな分野の仕事に就いているかを把握。ITに関わるか否か
・アメリカや中国企業との関わりがあるジャンルであるか。
・自分が将来やりたいことにつながっているか
・就きたい仕事に対して、足りないことは何か
学習は独学
把握ができたら、次は学びに行動を移すが、スクールへ通う必要はない。誰かから学ぶ受動学習もオススメしない。お金をかけない独学が、結果的には一番身になる。自分で調べる、切り開く系学習が身を助ける。今やYouTubeでもクオリティの高い学習動画は多い。
自らチーズ🧀を探せるか。これからのミライ。この能力が最も必要になると感じる。
〜編集後記〜
あれ?
ふと、我に帰った。掃除進んでないやん。
どうして掃除って、手が止まって、違うこと始めちゃうんだろう。