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慈愛とは移乗の動作なのかも

慈愛(じあい、英: compassion)

*他人に対する深い共感や思いやり、他人の苦痛や困難を理解し、その人々を支援しようとする感情や態度を指します。

*他人への善意と思いやりに基づいており、他人の幸福や幸せを願い、そのために行動することを含みます。

*同情心とも関連していますが、同情心は他人の苦痛に共感する感情であるのに対し、慈愛は同情だけでなく、その苦痛を軽減しようとする積極的な行動も含む点が異なります

*他人の立場や感情を理解し、その人々を助け、支えることを目指す深い感情です。


たとえていうなら、椅子から車椅子、車椅子から椅子への移乗ですね。自分が椅子に腰かける時、立ち上がる時、どのような動作をしているのか、やってみてください。やってみると、わかります。必ず、前かがみになってから腰かける、立ち上がる動作をしていないでしょうか?

少し体重が増えてきた赤ちゃん、子どもを上に持ち上げるよりも、前かがみの動作ができるようにして移乗してあげると、お互いがラクなのです。

これが「慈愛」という動作になります。

慈愛は、他人の意見と自分の人生を結びつける重要な側面の一つです。他人に対する思いやりや愛情を発展させるために、以下の点に留意することが役立つでしょう。

*自己認識*

自分自身を理解し、自己認識を高めることは、他人に対する慈愛を育む第一歩です。自分の感情や価値観を理解し、どのように他人と関わるかを考えましょう。

*共感*

他人の立場や感情を理解し、共感することが重要です。相手がどのように感じているかを考え、その感情に共感することで、慈愛を表現できます。

*聴く*

他人の意見や感情に耳を傾けることが大切です。相手の話を注意深く聴くことで、彼らの立場を尊重し、信頼を築けます。

*協力と支援*

他人が助けを必要としている場合、手を差し伸べることが慈愛の一環です。支えが必要な人に対して、できる限りの協力とサポートを提供しましょう。

*寛容*

他人の違いや過ちを受け入れる寛容さも慈愛の要素です。人間関係において、完璧でないことを理解し、誤りを許すことが大切です。

*愛と感謝*

愛情や感謝を表現することで、慈愛を育てます。感謝の意を示し、愛情を伝えることで、他人との結びつきを強化します。


この5つの項目が、お互いのギャップを埋めていくわけです。お互いの持っている力を引き出すことが、育児や介護の基本にあります。人間としての理想と現実のギャップを埋めることは、個人成長や幸福感を向上させる重要なプロセスですが…ギャップを埋めるプロセスは時間がかかります。


アスパラ型家族の間にも、もちろん、おのおのがギャップを感じながら生きています。

アスパラ型家族のテーマは「わたしは根っこになる。根は見えない。見えなくてもいいんだ」です。この話は有料記事になります。では、次回をお楽しみに。