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出来ることから手を付ける。

こんばんは!
Amazonからの「本日中に配送予定です」メールを見てお風呂にも入らず遅くまで待っていたのに、実家の住所に送っていたため届きませんでした。これで7回目です。中窪です。

現在、結のはじまりは業態変更に伴い絶賛改装中です。
ということで今回は、この業態変更&改装の話の前段階にあった「改装計画」について、私視点で軽やかに綴っていきます!

この物件について考えてみた

突然降って湧いたようにも思われている方もいるかもしれない、今回の改装ですが、実は半年以上前(!)から話はあったんです。

まだ飲食店営業をしていた頃、女将が以前に書いた記事で、「このスナック風の内装が、お客様のあるパターンの言動を起こさせている、と知り合いの方に言われて気がついた」という話がありました。

内観

(改装前の写真、カメラロールに無かったので拾ってきた。。。)


当時は業態変更までの話はなかったのですが、この気づきをきっかけに、「この空間の好きなところ・変えたいところを考えよう!」というブレストを開催!

すると、だいたいこんな感じになりまして…。

<好きなところ>
・カウンターの木の一枚板!(ラブ!!!!!!!!)
・陽の光が差し込む窓!(店内撮影時の最強の味方!!)
・大家さん宅のきれいな庭!(通勤の癒やし!!)

…etc.
<変えたいな、って思うところ>
・真っ赤なソファ  :スナック感の最大の源泉
・照明  :スナック感の源泉Ⅱ
・壁  :時間の経過で色がくすんでしまった…
・棚  :地震で酒瓶が落ちてきそう
・カラオケ  :コロナで続けていくのつらい
・壁のチラシ類  :あちこちに貼ってあるせいで、散らかってる感

…etc.


、、、え、好きなところのほうが少なくない?と気づいちゃいました?
いや、違うんですよ。そうじゃないんです。半々なんです。

なぜなら<変えたいところ>のうち、太線で書いた下半分は大掛かりな物件の問題ではなく、すぐにでも取りかかれる・変えられるところだから。

<好きなところ>への愛情は半端ないんです。ホントに。だからこそ、そこが活かしきれない事が悔しい…。
だけど資金も時間も無いし、ということで、とりあえずお金の掛かりそうなことは置いておいて、まずは出来るところから始めることにしました。

①棚

どうしても、どうしてもなんとかしたかった、この棚。
見た目的な意味ではなく、「お店のコンセプトや業態がどうなるとしても、棚の地震対策だけはしたいです…!!!」と言ったのを、女将が聞き入れてくださいました。
実は、いっちばん最初にバイトに来た1年生のときから気になっていたんです。ほぼ被災地という認識を持たずに働きにきたくせに、偉そうにもなぜか「エッ…被災地なのに、耐震にルーズで良いの??」と謎に思ったのがずっと心にあり。
(地震対策は被災地じゃなくてもこの国に住むなら誰でも必要なことですね。。。1年生のときの自分ホントにしんどい)

日々の業務で忙しいのを重々承知していたのでそんな事は言えなかったのですが、今回のことをきっかけにお伝えしてみたところ、受け入れてくださり、そして物凄いスピードで棚が出来上がっていきました
女将と市川さん、まじで凄いです。

この、後ろに映ってるやつ。凄くないですか??…わたしは板数枚塗った以外は何もしていないのでドヤる顔は持ち合わせていないんですが。。。

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でも、年内に作っていたこの棚のおかげで、2月にあった地震では殆どの瓶やお皿の被害が出なかったので結果オーライだと個人的に思っています。


②カラオケ


お客さん同士のコミュニケーションという意味でも、利益という意味でもなかなか踏ん切りがつけづらかった、カラオケ。
結局、そもそも飲食店営業の日数がバラバラになっていたことや、コロナの感染拡大状況を考え、廃止することにしました。

③チラシ類

町で暮らしていると、至るところで頂くかなりの量のチラシ。
置くことは問題ないけれど、あちこちに貼るから散らかってるように見えるよね。だから、チラシ類は一箇所に纏めてスッキリさせよう。
ということで、一旦すべてを撤去。



こんな感じで踏み出した、改装のほんとうの第一歩。
大したことに見えないかもですが、これだけでめちゃくちゃスッキリしたので、一旦立ち止まってみて、変えられるところから変えてみることの重要性を感じる機会となりました。

…と、いい感じに教訓めいたことを言ってしまったので、今回はここまでで締めたいと思います。
本日もここまで読んでくださりありがとうございました。おやすみなさい。。。

【本日のいちまい】

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先日、友人と行ってきた南相馬の菜の花迷路。
軽い気持ちで行ったら、割とガチで迷路でした。一生分の菜の花を見た気分です。




浜通りの魚をいただきます