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#ゆたかさって何だろう
「自分を我慢しない」って、言うけれど
ふぁあ、朝だ。
今朝も6時半に起きた。自然と目が覚める朝は、気分がいい。
息子を起こさないように、そっと布団を出る。彼はいつも7時半までは寝ているから、noteに集中できそうだ。リビングでカタカタとキーボードを打っていると、隣の部屋から「ママ?」と呼ぶ声がする。小さくて、寝ぼけているような声だ。
顔を見に行く。
【「いつかのために、今を我慢する」、「家族のために、自分を我慢する」という価値
「自分らしい仕事」なんて、そもそもあるの?
自分らしい仕事なんて、どこかに転がってるわけじゃない。
「未来のために、今は頑張れ。」「ゴールを目指して、今は地道に努力する時だ。」「家族のために、踏ん張ろう。」
だから、努力が自分の血肉になるまで、頑張れ、頑張れ、頑張れ・・・
私が日本人らしいと思うことわざが、「石の上にも三年」だ。
でも、
今はありとあらゆる選択肢が増えて、いろんな道を選べるようになった時代だ。既存の仕事が、10年後
大人は、将来何になりたいの?
「先生は、将来何になりたいの?」
7年ほど前だっただろうか。小学校2年生の男の子から聞かれて、私は固まった。
予想外の質問で、答えに詰まる。
「え?先生をやってると思うよ。」
戸惑いながら答えたけれど、質問の意図も、答えがそれでよかったのかも、わからなかった。その後どんな会話を続けたのかは忘れてしまったけれど、私を見上げる目がまっすぐで、そらしてはいけない気がしたことは覚えている。あの子は今の