[ブランド運営]たまには失敗した話をしよう。
ちょっと変わってるインディペンデントなアパレルメーカーに10年ほど勤め、黎明期から間近でブランド運営を学べたラッキー人間こと私ですが、時代も変わってきたし、組織の構図も資金力も違うんで、結局はほぼほぼ毎日試行錯誤している状態です。
とはいえ、会社員時代に得た貴重な経験のおかげで、倒産レベルの大きな失敗はまだ未経験。
小さな失敗をしてしまっては方々に謝り、意見を聞きながら改善をし、仕組み化していく…という循環(?)の日々です。
今日は、そんな小さな失敗の中でも直近且つ1位2位を争うぐらい情けないものをお披露目します。
命名、ミスりました。
えー、オンラインストアの名前を「Tami no Nuno」に変更します。
言わずもがな、ブランドや店(自社の場合はECですが)の命名は本当に大事で全ての肝だと思っています。
その事は以前「小商いブランドのつくり方」という記事に書きました。
ここに書いてなくて、自分でもあまり意識してなかったことが今回の失敗に繋がりました。
長すぎた。
そう、日本諸国テキスタイル物産店て名前、めちゃくちゃ長げぇ…んです。
長いということは文字数も多いということ…。
もちろん、最初の段階でわかってはいました。
キャッチーな名前なんで、長くても覚えてもらいやすいし、
そんなに影響ないと思ってたんですよね。(今となればなんで)
しかし、接客でも事業説明でもどんな会話の中にでも入ってくるので、毎回言うのがしんどかった…。
略せなかった。
そして、致命的だったのがうまく略せないこと。
フルネームで伝えるしかないんです。
何度も舌がもつれそうになりました。
自社ブランドのSAGYOやみんふは短く言いやすいものなので気付かなかったんですが、日々言葉にしてるんだなぁと今回はじめて認識しました。
世界観作れなかった。
決定的な理由がこれでした。
いつもロゴやサイトをつくる時、私はディレクションのみに徹して具体的なデザインは外部のデザイナーさんにお願いします。
大概「こういう方向でいきたい」というのはすぐに決められるんですが、日本諸国テキスタイル物産店に関してはめちゃくちゃ悩みました。
経験上、方向性がふわふわしていたら納品物もピシッとしたものが上がってきません。
今回はタイトルが具体的すぎて、世界観をそっちに寄せていいものかという点で迷いました。イメージがスッと出てくるまでは自分でデザインして凌いでいましたが、半年経ってもまだ決めかねる状態から脱せなかったので名前自体を変えようと決めました。
原点回帰。
日本諸国テキスタイル物産店という名前は変えることにしたのですが、
新たな名前を考えるか民ノ布に戻すか、これまた悩みました。
が、2月に立ち上げた会社の名前を民布合同会社にしていたので、原点回帰で民ノ布に戻すことに。
以前知人に「読み方がわからない」と言われたのを思い出しローマ字に変えました。
しかし、リアルイベントの名前は「日本諸国テキスタイル物産店」のままで
いこうと思ってます。
だって、とってもイベント感がある名前じゃないですか。
(統一したほうがいい!という知り合いの皆様、ご助言下さい…)
まとめ
ということで、オンラインストアの命名をミスったお話を書きました。
私は一人で運営している分、自分が動きさえすればミスをすぐに軌道修正することができます。
でも、出来ることなら最初から正解ルートを選択したいですよね。
起業されたばかりの方ならなおさらです。
細かすぎるミスではありますが、引き返せないところまでそのまま行ってしまうとなかなかおおごとになるので、老婆心ながら共有させてもらいました。(自分への戒めでもある…)
最後に宣伝
日本諸国テキスタイル物産店改め、Tami no Nunoでは現在、
商品入れ替えのため、みんふのねまき旧品番を30%OFFでご提供中です!
来月リリース予定の新型は、より快適に、そしてより日本人の体型や嗜好に合わせた仕様に変えております。
まずはPOP UPイベントでのご紹介になります。
お近くの方はぜひお立ち寄り下さい!
<みんふ POP-UP SHOP>
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2022.4.27(wed) – 5.17(sun)
会期中無休/11:00 – 17:00
京都府京都市中京区壬生馬場町37-3
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2022.5.1(sun) – 5.17(tue)
日・月・火のみ営業/13:00 – 17:00
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