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考える力を身につける!思考力を鍛える2つのステップ

今日は思考力を身につけるための2つのステップについてお伝えします。


現代社会に思考力が必要な理由

現代社会において、私たちは日々複雑で多様な問題に直面しています。これらの問題を解決するために私たちは新たな知識や考え方を学ぶわけですが、これらの学びを実践に変えるためには高い思考力を身につける必要があります。

学習とは単なる知識の積み重ねではありません。生きた学びを創り出す思考のプロセスには、2つの重要なステップが存在します。

思考力を鍛える為の2つのステップ

ステップ1:深い理解と再解釈

最初のステップは、新たな知識や理論を深く理解し、それを自分の経験に結びつけて再解釈することです。これにより、単なる情報が生きた知恵となります。

1. 新たな知識を吸収する

  • 学習の第一歩は、テーマに関する情報を集め、その本質を理解することです。例えば、システム思考やモチベーション理論など、新しい概念を学ぶ際には、その背景や基本的な理論をしっかりと把握しましょう。

2. 自分の経験と照らし合わせる

  • 理解した知識を基に、過去の経験を振り返りましょう。例えば、モチベーション理論を学んだなら、以前にモチベーションが高まったり低下したりした状況を思い出し、その原因を理論と結びつけて再解釈することが大切です。このプロセスを通じて、知識が自分自身の体験と結びつき、より深い理解が得られます。

ステップ2:仮説と実践


次に、得た知識と再解釈した経験を基に仮説を立て、それを実践することです。これは思考力を鍛えるための重要なステップです。

1. 仮説を立てる

  • 理解した知識と過去の経験を元に、「次はこうしてみよう」という仮説を立てましょう。例えば、「部下との1on1ミーティングでは、自己決定理論を活用してみよう」といった具体的な行動プランを考えます。

2. 実践してフィードバックを得る

  • 立てた仮説を実際に試してみます。その結果を観察し、成功や失敗から学びます。このプロセスを繰り返すことで、知識が実践的なスキルに変わり、思考力がより深まります。

思考のプロセスで重要なポイント

思考のプロセスで共通して重要なのは、良質な問いです。テーマをただ漠然と理解するだけでは、実用的な知恵にはつながりません。教材や書籍を読む際には、明確な問題意識を持つことが大切です。そして、理解が深まった後も、さらに考えを深める問いを自分に投げかけて、自分なりの答えを出す必要があります。

まとめ

思考力を鍛えるためには、深い理解と再解釈、そして仮説と実践という2つのステップが重要です。単なる知識を得るだけではなく、それを基に自分の経験を再解釈し、仮説を立てて実践することで、真の思考力が養われます。

私たちが目指すのは、このようなプロセスを通じて、適応型リーダーシップを実践し、日本の学ぶ力を再創造することです。

学習は単なる知識の記憶ではなく、理解・思考・実践の反復によって進化と適応を実現するものです。これからの時代に必要なのは、このような「学習的生き方」です。学習を通じて思考力を鍛え、複雑な問題に立ち向かう力を養いましょう。

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我々が提供する「ミネルバ式リーダーシップ研修:Managing Complexity」では、思考力を鍛えるための2つのステップを繰り返し訓練する仕立てになっています。10週間のセッションを通じて、理解・思考・実践の反復を何度も行うことで、思考力を上げることができるプログラムです。

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