みね

組織論研究者駆け出し 組織エスノグラファー VENTURE FOR JAPN フェロー…

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組織論研究者駆け出し 組織エスノグラファー VENTURE FOR JAPN フェロー 仙台→カンボジア→仙台→静岡 次はアカデミアに戻る予定

マガジン

  • VFJ6期@静岡の日記

    VFJでの、これまでの1ヶ月の備忘録。 残り1年と11ヶ月と、その先の未来と、これを読んだ誰かのための記録。

  • カンボジア日記

    2022.4からカンボジアへ ショッキングな出来事により記事が書けなくなり、更新停止。 なんとなくそのまま残してあります。

  • 5分で組織論

    日々のマネジメントに役立ちそうな話を学術論文から持ってきて要約する(更新準備中) 【扱う論文のテーマ】 ・国際経営 ・異文化マネジメント ・NPOマネジメント ・知識移転、知識共有

  • The Bucket List

    やりたい事リスト 研究者駆け出しとして、VFJ6期生として この世界で生きる1人の人間として

最近の記事

6. 2年契約のコンサルだと思うことにした

【2024.5.2】 社内の人が聞いたらあまり良い気持ちはしないだろう。 だからこれは多分社内の人には言わない。 「掃除屋」として、社員と関わり始めてみると、様々な話を聞かせてもらえた。 率直な気持ちの中にはプラスもマイナスもある。 湧いて出てくるありとあらゆる不満。 聞いているうちに、共感性の高い私は情に呑み込まれそうになる。 そこで自分に待った、をかける。 私は労働者の権利保護運動を資本家や使用者側にしようとしているのではない。 組織改善である。 自らが手を動かし試行錯

    • 5. 海外事業部改め「掃除屋」

      【2024.4.30】 ちなみに「掃除屋」は、最近ハマっている漫画から拝借した名前である。 「改善」というとなんだか角が立ちそうで、使う相手を選ぶようにしている。何かが「悪い」ことを前提としているような印象を与えかねない。 それに、今の状態を0から作り上げた人からしたら、その過程の苦労を知らず、今しか知らないのに「改善」なんて言われたら良い気はしないだろう。私だったら腹が立つ。 キャッチーな名前を探していた時に思いついた。社内でも、「掃除屋さんです!」と言うとウケがいい。

      • ある日のつぶやき

        【2022年春 某日】 憎みたくなる朝が来て、腫れた目のまま出勤した。 デスクワークは思考停止の脳みそを甘やかす。 昨日溢れた言葉たちが今日もまた頭の中で湧いてくる。 そんな時に舞い込んできた出張の話し。 初めての出張。しかも泊まり。 突然だったけど、でもそれは紛れもなく自分の力で掴んだチャンスだったのかもしれない。 現場に出たいと地道に周りに伝え続けてきた。 それがたまたま今日、形になった。 ネガティブな思考の連鎖は気づいたら終わっていた。

        • 4. 憧れを捨てる

          【2024.4.29】 JR東海道、熱海から小田原の間は海がよく見える。 この景色を眺めるため、それだけの理由で東京は行くのに新幹線ではなく在来線を使ってもいいと思える。 海を眺めながら、覚悟を決めた。 「憧れ」を捨てる。 【2024.4.30】 第二戦、今度はきちんと準備した。 前回の資料とは笑っちゃうくらいその差は歴然としている。(ロジックツリーの詳細は非公開につき拡大しても読めません。資料の進化具合を感じ取ってもらえれば嬉しいです) 社長は新しい方針への快諾してくれ

        6. 2年契約のコンサルだと思うことにした

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        記事

          3. May Day

          【2024.4.26】 タイトルのごとく、労働「闘争」したわけではない。単純に、社長とのミーティングの日が4月最後の金曜日だったので、May Day と呼びたくなった。 「改めて2年間の方針を話したい」 極めて穏やかな話し合いではあった。 ただ、一回で終わると予想したミーティングは話せば話すほど混沌としてしまったのだった。 一旦ドローとし、3連休の間に整理し直してもう一度。 以下は、「伝える」という点においての反省点。 昨日の顧問からのアドバイスをもとに自身のキャリア計画

          3. May Day

          2. 置き物社員

          【2024.4.25】 「玄関に置いてある陶器の置き物」 誰にも、1番言われたくなかった言葉だった。 でも真っ当で、間違いなく転機をもたらす一言だった。 入社して約1ヶ月、会社のリアルへの解像度が上がるにつれ、「海外事業立ち上げ」の現実味は薄れていった。 とりあえず、現場を知って、海外市場を調査して、任せた仕事に取り組む日々。 現場を知れば知るほど海外への海図が描けなくなっていった。 そして、週例の顧問とのメンタリングで冒頭の一言。 メンタリングの内容を自分なりにまと

          2. 置き物社員

          1. 入社初日の決意表明. 海外事業担当として静岡へ

          【2024.4.1】 VENTURE FOR JAPAN (以下VFJ)6期生として、静岡のとある会社に入社。 新規事業部所属で海外事業立ち上げ担当。 静岡自体は縁もゆかりもなかったけれど、入社の半年前くらいから歓迎され、やりとりを続けてきたおかげで、社長と役員とは緊張せずコミュニケーションを取れる関係性ができていた。 新卒新入社員は自分1人だけ。入社式みたいなものはないけれど(不要だと思ってるので構わない)、初日の朝のミーティングでは少し長めに挨拶をさせてもらった。

          1. 入社初日の決意表明. 海外事業担当として静岡へ

          幼馴染の訃報が届いた

          亡くなったのは日本を出る前から聞いていた。 バイク事故だと思ってた。 今日、自死だと聞いた。 最近のあの人を知ってる訳ではないし、私に何か出来た訳ではない。 でも。 幼き日の表情も仕草も忘れてないよ。覚えてる。 小学校の時の夢も覚えてる。 その夢を叶えようとしてたところも。 もう何年も会ってなかったよ。 でも私の人生の中で出会えた大切な人の一人だよ。 なぜ、を探る気はない。 あの人の「最後の一歩」を踏み出させてしまった力が何なのかなんて、本人以外の誰も想像できるわ

          幼馴染の訃報が届いた

          クメール正月に三連勤して見えたもの。賑わいとその端にある崖と。

          4/14〜16はカンボジアの伝統的なお正月でした。 病院で働いている私は、所用が重なりお正月は全て出勤していました。 初めて見たクメール正月。 玄関先に色とりどりのお供物が置かれ、 道ゆくバイクや車に沿道から水をかけまくる。 軽トラの、荷台が人乗る用にもっと長い番みたいな車に水鉄砲を構えた若者たちがかけて行く。 一日中、昼も夜も爆音の音楽が流れていたり、 行きつけのカフェのおばちゃんがカレーを作ってくれたり。 一年に一度の賑わいを、働いてる病院の敷地内からも感じる3日

          クメール正月に三連勤して見えたもの。賑わいとその端にある崖と。

          不安もあるけどなんだかんだ、カンボジア生活楽しんでる。

          なんとなく5時に起きてみた。 空は眩しいくらいのオレンジで影になった熱帯の木々が美しかった。 お仕事はじめ。 オリエンテーションの連続。 情報の洪水。 私の悪いクセで、他人の成果の展覧会を見ると今の自分には何が出来るか、成果を焦って見つけようとしてしまう。 Facebook見て疲れてしまうとき、起こっているのが同様の現象。 達成感を覚えるような成果。 納得ができる結果が残せた時というのは、たいていはふと気づいた瞬間訪れるもの。 探して得られるような実感ではないのに。

          不安もあるけどなんだかんだ、カンボジア生活楽しんでる。

          はじめてのお遣いと料理と星空と。

          インターン最初の「仕事」はカレー作りでした。 その辺の市場で買った野菜と鶏肉に、イオンで買ってきてもらったカレールーで日本によくあるカレーの出来上がり。 プノンペンにはイオンがあります。そのうち行くと思います。 そして餞別にともらってスーツケースに詰めてきた出汁が大活躍。 あごだしカレーと昆布出汁カレーを作ってみました。   市場で買った鶏肉は、頭、内臓、羽と足はとりあえず切り離しましたー!って感じの塊だったので、これもいい出汁とれそうだ、と思い立って別の鍋に入れて、市場

          はじめてのお遣いと料理と星空と。

          カンボジアからこんにちは。

          長期インターンでカンボジアに来ました。 今日は2日目。 土曜日はお休みなので、用事もなく、ひたすらのんびりとしています。 しきりに鳥が鳴いていて、丸っこい音のメロディがどこかで流れている。 2年ぶりの海外。 初めて来た場所なのに、他所に来た感覚がない。 ベトナムに初めて来た時もそんな感覚だった。 知らない土地なのに、「ただいま」って言いたくなるような。 前世は東南アジアの人だったんじゃないかと本気で信じてます。 昨日、初日はバタバタと過ぎていき、感動を噛み締める間もな

          カンボジアからこんにちは。