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アフターコロナの美容師の働き方。大流出時代あるかもという話。

これから美容師達の考え方が変わって業界の常識や縮図が変わるかもという話。
あくまでも一つの極端な見解です。


コロナ禍で起きていること...。
売上の減少、営業自粛に伴って給料の減少。そして副業への興味。
自分自身に営業するしない選択肢が無いことへの疑問と不満。

フリーランスという働き方がじわじわと加速。
業務委託サロンに移る美容師が続出する。
より自己ブランディング志向が強くなっていく。

だってやっぱり時代はSNSで個人集客だし、社員って引かれるものが多い割に守られないし。むしろ時間をもっと自由に有効に使いたくなったし。おうち時間で色んなことが見えてきた気がする。

フリーランスを選び、退職していくスタイリストを見届けたサロンのスタッフ達は何が正解なのかこれまで以上に不安に…。

先輩も同期もましてや後輩も、やめた人はみんなキラキラしていて、残った自分たちが苦労してるってなんなん。露頭に迷ってる人なんていないし、正社員=安定って全然そんなことない。やめるのは脱落じゃなく、ステップアップかも。

選ぶのはやはりフリーランスへの流れか、より安定しているサロンへの転職か、それとも今いるサロンと心中する覚悟を決めるか。

サロン(会社)はその流れを食い止めるように給料のベースアップや歩率(歩合)のアップを視野に。
人件費率は60%が見えてくる。
会社負担の社会保険料も気づけば上がっている。
アシスタントの雇用を負担に感じ、スタイリストだけの体制に。
固定費、教育コストが減って安定。生産性向上。
とは行かず、スタイリストの売上が停滞する。

掃除とか洗濯とかこんなことまで(前はアシスタントがやっていた)自分がやるなんてやってられん。それなら給料あげるか業者に頼んで欲しい。とサロンワークに不満が。



スタイリストが抜ける=死活問題
が顕著になりES(Employee Satisfaction)をこれまで以上に重要視します。
美容師目線では売り手市場な時代へ。(ただし売上のあるスタイリストに限る)



美容室オーナー目線では、ビフォアコロナよりも経営が難しくなる時代になりそうです。
精神論や夢で全てが解決できた古き良き時代は終わりかもしれません。

どう差別化するか。
どこに活路を見出すか。

あるオーナーが仰っていた言葉がとても印象的でした。
「これまでがイージー過ぎた」
完全に同意見です。
美容業界は、誰がどうのではなく、そういう時代だったのだと思います。

コロナ禍の言動、振る舞い、発信、実は身近な人ほどシビアに見ていたりします。

大変なのはどこも、みんな同じで誰のせいでもない。
誰のせいでもないことの責任を誰が取りますか?

会社のために身を削ろうというスタッフもいれば、自分のためにスタッフを切ろうという経営者もいるでしょう。

何が正解か分かりませんが、個人的には「生きてるだけで丸儲け。」と思って明るい未来を創造していきたいと思います。




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