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【第20回】『呪怨:呪いの家』は、怖くない。本当に恐ろしいのは……

【海外ドラマファンのためのマガジン第20回】

Netflixで7月3日から配信されている『呪怨:呪いの家』。

あの怖ーい「呪怨の家」を舞台に、映画『呪怨』で描かれた時代の少し前、1980年代から1990年代に起こった出来事を描くストーリー。

堂々のNetflix世界配信ドラマの主演は、荒川良々さんと黒島結菜さん。

英語版のタイトルは、『Ju-on: Origins』ということで、呪怨に登場するあの呪いの家の最初の出来事に迫る物語です。
あの家って、外観はほんとに普通の家ですよね。


ホラー映画は苦手なのですが、『呪怨:呪いの家』は、人の恐怖を映像化しているという点で、エンターテイメントとして面白かったです。

ただ、実際に起きた事件が、モチーフになって登場するところが、非常に嫌な気分になりました。その数も一つ二つじゃないんです。

女子高生コンクリート詰め殺人事件、松本サリン事件、地下鉄サリン事件、神戸連続児童殺傷事件、などなど。もっともっとたくさん猟奇的な事件が登場してきて、正直、このドラマよりも、実際に起きた事件の方が、恐ろしいじゃないか……と思ってしまいました。

前6話、1話30分であっという間に観終わるのですが、猟奇的なシーンも登場するので、ホラー映画が苦手という方には、お勧めしません。

ただ、日本のコンテンツが、こうしてNetflixにのり、世界的に配信されていくのは、うれしいことなので、今回記事にしてみました。


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