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【5分語り③】評価されなければ…結果が出なければ努力は無駄なのか?

先生は高校大学と柔道をしていました

大学生の頃は
部員の人数が少なかったこともあり

キャプテンもしていました

ただ先生はそれほど運動ができるタイプではありませんでした

センスのある子が10練習したら20や30の力を身に付けられる時に

先生は10練習して10

ヘタをすると6や8ぐらいの成果しか出なかったのです

大学生時代

毎日の練習は本当にキツかった

毎日毎日
投げられて
ボロ雑巾のようになりながら練習に通っていました

もう今日はやめるって言おう

そう思いながら

先輩に、そう言い出すことができずに

気がつけば4年間

柔道を続けていました

そうやってなんとか一練習を続けて
四年生最後の引退の試合がありました

団体戦で5人の選手が順番に戦っていき

何勝何敗かで勝敗を決める

それが柔道の団体戦です

小さな大会でしたが、決勝にまで進むことができました

決勝戦
二勝二敗で、先生のところに順番が回ってきました

相手は今まで何度か戦ったことがある選手で
ほぼ互角の選手でした

さて先生は 勝てたと思いますか?

一生懸命戦いましたが
勝つことができませんでした

最後の試合

決勝戦
自分のせいで負けてしまい
後輩にも迷惑をかけてしまいました

そして見に来ていた 先輩や当時のコーチからも

お前が勝っていたら…

そんな風に言われました
事実です。
悔しかった
惨めだった

四年間
毎日ボロ雑巾のように練習した先生の努力は無駄だったのでしょうか?

あれから、20年以上がたち
今は自信を持って言うことができます

決して無駄ではなかった

世の中には
努力をしても報われないことがあります
結果が出ないこともあります

しかし

しんどい中でも努力すること
誰からも認められなくても、行動すること

それは、自分自身の貯金になっていきます

毎日、本当につらかった。

でも、毎日とにかく、続けた。

そのことを、教師になるための試験
面接で伝えて、
先生は夢だった教師になることができました

当時は、10人に1人
20人に1人しか、合格しない時代でした。

その時代に教師になる試験に合格できたのは、

紛れもなく柔道の練習を続けてきたからだと思います

頑張っているのに、結果が出ないことがあります

頑張っているのに、誰も見てくれていないと思うときがあります

でも、どんな時でも1人、必ず見ている人がいます

それは、あなた自身です。

そして、その時には辛くても、誰からも認められなくても

その努力は、必ずあなたの中にたまっていき、それを認められるときがきます

誰も見ていない場所でこそ一番になりましょう

どんな小さなことでも構いません

これは、一番だ。
そう思えること、どんなことでもいい。

自分で決めて、努力を続けてみましょう。

それは、誰も認めてくれないかもしれない

誰も褒めてくれないかもしれない

でも、必ず、その努力、行動は、あなたの人生を大きく動かすきっかけになります。

誰も見ていない、
評価されない
表彰状がない場所でこそ
一番になりましょう!!!

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