峰はじめ

四十代 一児の父 小学校教員です!

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最近の記事

【教材研究を考える。】

教材研究 改めて考えてみると、 色々な考え方があると思いますが、 今回は 時系列で、4層に、分けて考えてみます。 第1層は年間の計画 第2層が学期の計画 第3層が単元の計画 第4層は本時の計画です。 この4層を意識して 教材研究をすることが非常に重要かと思っています。 まず第1層の年間計画。 この年間計画というものが学校によって 決まっていたり 決まっていなかったりします。 多くの学校では 各学年の年間計画を 作っていると思うのですが それがどの程度の 拘束力

    • 忘れ物の対応、2類4層で考える

      例会のQで忘れ物に対して どのように対応しているか? と質問を受けました。 正直、僕は対応が上手なほうでは、ありません。 でも、だからこそ、うまくいかなかったことも含め、 お話できるのではないかと思います。 皆さんは 忘れ物に対してどのように対応されているでしょうか? 僕は 基本的には貸し出せばいい。 というように思っていますし それは結構大切な視点かと思います。 忘れたから、放っておく。 やらせないとなると、忘れてくれば、やらなくていい。 という ある意味誤

      • 【ケース会議の4つの鉄則】

        ケース会議の運営。 特別支援コーディネーターであれば ファシリテーターをすることがあると思います。 これまで ずっとケース会議の運営に関わってきて 4つの鉄則があると思っています。 ①配分する ②決断する ③分担する ④周知する の4つです。 ①配分する これが実に難しいのですが 大切にしないといけません。 一般的に ケース会議では アセスメント(情報共有) 支援方法の決定 役割分担 次回日程の確認 という4つの流れで進んでいきます。 しかし、 多くの

        • 【親和性+予祝=さらなる親和性】

          20人の先生方と 数年に渡り 習慣 クラブ というライングループでの活動を行っています。 自分の習慣を宣言し、 それを毎日継続して発信していきます。 時には、お互いを励まし合ったり、 支え合ったりもします。 僕にとって、 本当に何よりもかけがえのない、コミュニティーであり、家族のように大切な存在です。 極めて親和性の高いグループだと思っています。 今、このグループに少しずつ 予祝の文化が広がってきています。 ある担任の先生は、今日が 参観、懇談です。 この先生が

        【教材研究を考える。】

          【なぜ みねはじめ?】

          先日 出版した 電子書籍も 今まで出版した電子書籍も 全て みね はじめ として出版しています。 みね はじめ とは、実は 亡くなった僕の父親の名前から取ったものです。 峰一という名前 それを平仮名表記にしたのです。 なぜ そのように 父親の名前をつけて活動しようと思ったのか? それは、ある人との出会いがきっかけです。 大嶋啓介さん。 有名な方で 名前を聞いた方もいらっしゃる かもしれません。 北京オリンピックで、 女子ソフトボールの メンタルトレーナー

          【なぜ みねはじめ?】

          【授業の基礎とは何か?③5分の授業で何が分かるのか?】 

          かつて、 TOSSで学び始めた時に よく5分の模擬授業で一体何が分かるのか? 5分の模擬授業を一生懸命練習しても、 45分 それができるわけではないから、 意味がないのではないか? と良く言われてきました。 と 同時に 自分もそのように思うことが良くありました。 楽しかったので、続けてこれましたが、 確かにそうだよなーと思うことも多々ありました。 でも、今では明確に考え方が変わりました。 5分で観点を絞って考えるからこそ 5分で観点を絞って打ちこむからこそ

          【授業の基礎とは何か?③5分の授業で何が分かるのか?】 

          【授業の基礎とは何か?②】

          昨日は 授業の基礎として、 TOSS授業技量検定F表を例にお話をさせていただきました。 F評の項目を粗くくくると、 声 と 視線 という2つの要素に分けられます。 これは、 授業というより、もはやコミュニケーションの基本的な概念です。 声はアウトプットスキル 視線はインプットスキルです。 では、1つ段階が上がり、 E表になると、どうなるのでしょうか? より授業に特化した形の表現になっていきます。 声→指示という言葉になり、指示の良し悪しが、評価項目になりま

          【授業の基礎とは何か?②】

          【授業の基礎中の基礎とは何か?】

          授業で、最も大切なことを 一つだけ上げてくださいと言われると 皆さんは何だと思いますか? これは、様々に分かれるでしょう。 教材のこと 指導のこと 子どものこと マインド 様々あるかと思います。 正解はありません。 ただ、良い授業と悪い授業 それは確実にあると思います。 私たち TOSSサークル では、 授業技量検定というものがあります。 授業を5分や7分のような極めて短い時間見て 評価 評定するシステムです。 A 表から F表まで評価の段階があります

          【授業の基礎中の基礎とは何か?】

          【若い世代に腹が立ちまくった結果】

          僕の大尊敬する  一つ年上の先輩の先生がいます。 仁義に熱い先生で 本当によくしてくださいます。 一緒に話をしても 話題がつぎず  いつも、一緒にいたいなと思う先生です。 年下の自分にも本当に気配り、気遣いをしてくださいます。 心の底から、利他を考えている人です。 ただ、ご自身がそのような関わり方なので  職場の若い先生との付き合いで  ここ数年、相当なストレスを抱えておられたようです。 時間を守らない。 挨拶をしない。 礼儀に欠ける。 連絡相談報告がない。

          【若い世代に腹が立ちまくった結果】

          【人間関係は知識とスキルだ】

          人間関係は本当に難しいです。 我々の悩みの8割 9割以上が 人間関係だという風に何かで読んだことがあります。 本当にその通りだと思います。 ただ 最近思うのは 人間関係を良くするのも 知識とスキルが極めて大切だと言うことです。 そして自分の心を幸せに保つことができるようにするも 知識とスキルだと思っています。 ある意味 自転車の運転などと同じようなもので 一定の知識があり それを使いこなすことができれば ある程度の対人関係は、可能になり そこそこ幸せに

          【人間関係は知識とスキルだ】

          【選挙から感じる学級経営の視点】

          昨日 箕面市長選 市議会選挙が行われました。 37歳の若い市長さんが誕生しました。 僕ももちろん 投票しに行きました。 僕は 最寄り駅から毎日通勤をするために 1ヶ月以上も前からずっと 挨拶運動をしている候補者の方々を見てきました。 それぞれの選挙公約を見ていると 正直どの人も抽象的でわからないことが多いです。 そして こういった スローガン的なものが 口で言うのがいかに 簡単なことなのかも、よく分かっています。 では結果的に 僕はどのような人に投票したのか

          【選挙から感じる学級経営の視点】

          インプットだけに終わらない 愛着障害の学習会

          米澤先生の学習会。この学習会には特別な思いがある。それは、アウトプットにより情報を引き出す場であるということである。 1.インプットのみに終わらない                           オンラインで様々な先生方とつながれるようになり、専門家を招いての学習会。研修会というものが非常にたくさん企画されるようになった。ただ、そのほとんどが情報をインプットする研修のように思う。  それが悪いというわけではない。  専門家の専門性を、しっかりと情報として、学ぶ。

          インプットだけに終わらない 愛着障害の学習会

          【AIドリルが個別最適なのか?】

          今日、無理を言って 教頭職で大変お忙しい 松田先生に時間を取っていただき 自分の体育の講座を検討していただきました。 7時から8時まで みっちり1時間 体育について 松田先生から学ぶことができました。 やはり本当にすごいです。 僕の実践と子供のビデオ ほんの一部を見ていただいただけで 山ほどのコメントが出てきます。 たくさんありすぎて どれを紹介していいのかわからないところもあるのですが やはり一番焦点になったお話は 体育における協働的な学びと個別最適

          【AIドリルが個別最適なのか?】

          令和の日本型教育に必要なもの〜長谷川博之先生からの学び①〜

          土曜日 長谷川先生を お招きしてのパワーアップセミナーでした。 事務局長の 僕の想定をはるかに上回る 素晴らしい講座の数々でした。 今週1週間は長谷川先生からの 学びを自分なりに 咀嚼して 発信していくことにしようと思います。 長谷川先生から 『令和に求められる教育』についての実践を伺いました。 子供たちの姿が 本当に感動的でした。 まさに 子どもたちが 自分から課題を見つけ 話し合い 解決をしていく。 令和で必要とされる力を 子供たちが身に付け 存分に

          令和の日本型教育に必要なもの〜長谷川博之先生からの学び①〜

          【愛着障害という表現の危うさ】

          自戒を込めて 発信します。 おそらく   僕が一番できてないことなのでしょう… だから自戒を込めて。 昨日 オンラインの例会でした。 例会の感想で 様々なQをいただきます。 昨日も、 14のQをいただきました。 頼りにしてもらっていること 本当にありがたく思っています。 ただ、 頂いたQの中に 『愛着の子を担任しています。』 であったり 『愛着障害の〇年生。』 という表現が いくつかありました。 おそらく 僕が講座の中で そのような表現をしてい

          【愛着障害という表現の危うさ】

          【学校は、脆い】

          今年度23校の 校内研修に寄せていただく予定になっています。 2023年度 お招きいただいた学校数が23校。 現時点で 昨年の学校数と同じ数になっています。 やはり 愛着の問題は どこの学校でも本当に困っていることで 近々の課題なのだと思います。 今年 その中でも特に 各校の共通の課題となっているのが 教室からのエスケープです。 それが1人ではなく、複数になったり 各学年にまたがると あっという間に 学校は、学校として機能しなくなってしまいます。 学校は、

          【学校は、脆い】