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【ケース会議の4つの鉄則】

ケース会議の運営。

特別支援コーディネーターであれば
ファシリテーターをすることがあると思います。

これまで
ずっとケース会議の運営に関わってきて

4つの鉄則があると思っています。

①配分する
②決断する
③分担する
④周知する

の4つです。


①配分する

これが実に難しいのですが
大切にしないといけません。

一般的に ケース会議では

アセスメント(情報共有)
支援方法の決定
役割分担
次回日程の確認

という4つの流れで進んでいきます。

しかし、
多くの場合、
このアセスメントや情報共有にのみ、時間がさかれて、

何も決まらないまま、終わってしまうということがよくあります。

このケース会議は、何分で終わるのか?

そのために、
情報共有に何分?
決定に何分?
分担に何分?
次回日程決定に何分?

このようなことをあらかじめ大まかに示す。
少なくとも、
ファシリテーターの中には、これがなければいけないと思っています。

②決断する。

次に2つ目が決断するということです。

これも、なかなかに、難しいのですが
結局 ケース会議の目的というのは、

担任や支援担
個々の支援になっていたものを

学校としてどう支援していくのかかという
ことを決断することです。

学校で
何ができるのか
この問題に、対して
学校としての方針はこうだ!

決めていくことこそが大切なのです。

本来であれば
ここに、時間をたくさん使えるようにしたいわけです。

③分担する

これはそのままの意味で

役割分担をするということです。

決断した
短期目標を
実際に動かすために

いつ?
どこで?
誰が?
何をするのか?

ということを

極めて明確に決めていきます。

多くの場合

まず
決まった支援方針を子供に伝えなければいけません。

それを誰が伝えるのか?
そしてどこで伝えるのか ?
一緒に伝える先生は誰か?

そのようなことを細かく
役割分担をしていきます。

そこまでしっかりと詰めるからこそ

短期目標が 実際に実働していくわけです。

④周知する

2つのことを周知します。

1つ目は、次回日程を周知する。
2つ目は、決まった内容を全教職員に周知する
ということです。

この周知が極めて大切で、
ここまでするからこそ、

「学校としての方針です。」

と保護者や場合によっては、地域にも自信を持って
言えるわけです。

さて、

4つの鉄則について、お伝えしてきましたが、

実はケース会議には、2種類あります。

そのことも含めて、Standfmで発信しました。

もし、興味がある方は、お聞きください。

ケース会議 2類4層の運営方法 https://stand.fm/episodes/66fdbdf4ed947884568cd4bf

そして、さらに詳しいお話を対面でさせていただこうと思います。

宜しければ、リアルのせんり例会にお越しください。

対面のみです。
参加費として場所代の500円のみ、いただいております。

(日)の午前中
お時間ある方は、是非ともいらしていただけばと思います。

https://senseiportal.com/events/83547?from=widget

2024/10/6(日)9:30〜11:30
千里中央公民館 美術室
(大阪メトロ 千里中央駅徒歩3分)

①体育模擬授業
②ケース会議全体構造図
③漢字文化
④自立活動などを交流します。

お申し込みは以下より
https://forms.gle/FT1dEo3Q6LiujS488

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