【学校は、脆い】
今年度23校の
校内研修に寄せていただく予定になっています。
2023年度
お招きいただいた学校数が23校。
現時点で
昨年の学校数と同じ数になっています。
やはり 愛着の問題は
どこの学校でも本当に困っていることで
近々の課題なのだと思います。
今年 その中でも特に
各校の共通の課題となっているのが
教室からのエスケープです。
それが1人ではなく、複数になったり
各学年にまたがると
あっという間に
学校は、学校として機能しなくなってしまいます。
学校は、脆いです。
エスケープは、
他の問題行動と一緒で対処しないと増幅します。
初期対応が極めて大切なのですが、
担任だけでは、極めて対応が難しい。
そんな超応用問題が
経験の浅い先生のクラスで起こった場合、当然うまくいきません。
ここで、組織的な対応ができないと、
次々とエスケープが、増幅してしまうということになります。
僕も様々な学校のお話を聞くにあたり、
エスケープ問題は、本当に難しいと思います。
米澤先生の書籍を読み返すと、
そこに
愛着の課題、愛着障害がどのように関わっているかは、読み取れるのですが、
どのように対応するのかというのは、
数行程度書かれているだけで、具体的には、なかなかイメージができません。
考えてみると当たり前で、
先ほど伝えたように、
学校によって、
その状況というのは、全く変わるからです。
でも、だからこそ、現場の僕達が
そこに一定の法則性や
対応の原則なようなものを導き出すことができれば、
それは、めちゃくちゃ価値のあることなのではないかと思っています。
以前、米澤先生の学習会で、
これまで見たどの学校よりも、深刻で、
しかも意図的な六年生の集団エスケープ事例がありました。
自分がここに勤務していたなら、
もたないだろうなと思う
そんな状況でした。
しかし、
この、学校も真剣に対応を考え、工夫に工夫をこらして、
エスケープを激減させることに成功しました。
やはり、その対応にも愛着の視点があるのです。
リアルな学校現場の問題行動。
そして、
愛着の視点を学ぶことができるのは、
みおつくしが主催する米澤先生の学習会だけだと思います。
より多くの方に参加してもらいたいので
米澤先生にも無理をお願いして、休日開催。
そして、1000円という破格の参加費で学習会を実施しています。
ただし、扱う内容が個人情報を伴うために、
全員顔出しでの参加をお願いしています。
上記をご理解いただき、是非ご参加いただけると、ありがたいです。
皆さんのご参加をお待ちしています。
6/29(土)午前10時30分〜12時
参加費 1000円
画面オン
本名表記が参加条件です
お申込みは以下から。
https://peatix.com/event/4017943/view
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