【バスレクで、ドッジやったら、えーねん！！】

かつて、ある学年の修学旅行の取り組みに入り込んでいた際に聞こえた言葉です

少ししんどくなってきているクラスでした。

バスレクのことを話し合ってる最中に、ちゃんと手をあげるでもなく

不規則に

そのようなことを言ったのです

背景にはいろんな理由が考えられます

もちろん高学年ですので

そのようなことが、できるなんて思っているわけではありません

いわゆる、
注目要求行動です

かつては自分はそのような 言葉に対して叱責するか
無視するという行動をとっていました

担任の先生も特に取り合ってませんでした

担任という立場であれば
それで、もちろんいいのかもしれません

ただ、その時

僕は彼の近くまで行ってこのように言いました

「面白い発想だな～」

そんなふうに、絶対できないようなことを組み合わせて考えることで

イノベーション
革命的な発見って、生まれるんだよ

いろんな不可能だと思える可能性を考えることから、

気づきは生まれる

だから、その発想はすごく大切だよな

と伝えました

その後

何か面白い発想を考えよう

という風に言うと

様々なアイデアが出てきました

最終的には

僕も考えつかないような楽しいゲームを彼は考えていました

バスのなかでも、できるものです

不規則発言をしていた時は
挑戦的な目付きだったのですが

面白いのができたなーというように伝えた頃には

かなり温和な表情になっていました

愛着に課題がある児童のことを最近、考えています

最近すごく思うのは

彼らが求めているのは

「理解」
です。

もちろん それをそのまま受け入れるわけではないのですが

言っていることに対して

一定理解をするというステップを入れるだけでも、
かなり結果は変わってくるのではないかなと日々考えています

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