あっせんの結果
いよいよ、本日、あっせん当日です。
労働局へ時間通りに向かい、簡単に当日の流れと注意事項、そして、そもそもあっせんでできることできないことの確認を行います。担当の方が話しているのを聞く感じです。
相談室に通され、あっせん委員の方と、労働局の方、合計2人で、私の話を聞いてくれます。
この段階で、相手方(紛争相手)とは、一度も顔を合わせません。
向こうは別室に通されます。
事前に用意した資料は、当日も持っていった方が無難です。
結構あれこれ細かいことを聞かれます。
今回、請求額が通るとは、全く思ってないので、妥協案(自分の中でのライン)と、
主張したいことはすべて文書にして、また別に持っていきました。
感情的になると、判断が狂うからです。
こちらの主張を説明し、ついでに、
私が納得できるだけのまともな対応がない場合、経過と会社からの文書はすべてネットに公開する用意があると伝えてもらいました。
そもそも、契約満了で済まそうというのであれば、
まるで私がコロナにかかったような言い方をする必要はまったくなかったはずであり、
私が怒っているのはそこだと、再度強調しました。
労働審判でも裁判でも、証拠が少なくて勝ち目がない、とも諭されました。
そんなことは解っているのです。
ただ、泣き寝入りしたくないことと、暴言を吐かれたことをなかったことにはされたくなかったため、大げさに言いました。
辞めさせられのを根に持って、わざわざ、内容証明で文書を送るか? って話です。
辞めさせる人間には暴言を吐いていいのかと。
正直、金よりももう、怒りの方が強かったので、かなり強めの口調でわざと話しました。
勝ち目がなかろうが、労働審判でも裁判でも持っていくと。その上で、対応しろと強く言いました。
恨みが残れば成仏できないと、言わせたのは私ではない。
あっせん委員の方の空気が変わるのがわかりました。
実際、会社側が提案してきたのは、0円でした。
暴言を吐いた証拠がないからと。
(予想はしていましたが)
舐められているなあとは感じていたので、恨みが残るような対応では許さないと、感情的な感じでわざと主張しました。要望は、文書で送った時と全く同じなのですが。
45分ほど話して、あっせん委員さんが、会社側に再度、提案に行きました。
この時はかなり待たされ、だいぶ、会社側に説明してくれただろうと言うのは想像できました。
結果としては、雇い止めになってから、残っていたぶんの有給と、休業補償で先月分の給料として払っているため、(何の説明もなかったですがね……)
、要求した額よりは、とても少ない額での決着になりました。
それでも、この結果としては、
私から会社に、内容証明で文書を送ったことで、会社側が譲渡した結果だと思っているし、泣き寝入りしなくて良かったと思っています。
また、対応していただいた、あっせん委員の方と、労働局の方が、かなり会社を説得してくれたこと、私の怒りや傷ついた気持ちは伝わっていると言ってくれたことで、
ある程度のところで決着したと思っていただければと思います。
(最初の対応がまずかったと社内で共有すればいいよ、地雷を踏むとはこういうことだよ)
なにもかも、言いなりになって、しぶしぶサインをしたわけではありません。
会社の最初の対応はクソだったと思いますが。
あれこれ騒がれて、ネットに晒されるよりはマシだと、どこかで診断したのだと思います。
離職票も出してくれることになり、再就職手当は貰えそうです。
0円から、6桁を引き出したのは成果だと思いますし、
コロナ解雇で悲しい思いをされた方、給料も払ってもらえず、追い出された方など、いると思います。
行動すれば結果が出ると、苦しんでいる方に伝われば、幸いです。
相談すれば解決する苦しみもあります。
まずは各都道府県の労働局へご相談ください。
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