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Week 6-4 マインドフルネスと明晰さ

マインドフルネスを続けていると、「明晰さ(clarity)」 を得ることができます。

注意を今ここに向けることで、感情に縛られた余計な思考や感情から解き放たれ現実に光が当たり、見えているものが、よりはっきりと見えてきます。

感覚的には、画素数が少ない写真と画素数が多くきめ細やかな写真の違いぐらいに、現実の見え方が変わったと言う方もいます。

水をのぞき込んでください、水は透き通っていて、綺麗な水です。

その、水の底には、自分の真の心が存在します。

しかし、水面には、余計なゴミ(junk)がたくさん浮いています。

この浮いているゴミが、今にない思考や感情が生み出した、架空のゴミくずなのです。

マインドフルネスは、この水の水面に浮いたゴミを綺麗に取り除いてくれます。

ゴミの取り除かれた、透き通った水、この状態が明晰さ(clarity)であると言えます。

「明晰さ」は、我々の思考を研ぎ澄まし、身体のキレもよくしてくれます。自分からの見え方も外から見られた自分も、きっと変化しているはずです。

この透明な透き通った水の、奥底には、人間が本来持つ、真の心が見えてきます。

この時に、慈悲の心(コンパッション)が生まれるのです。

さあ、プラクティスを始めましょう。


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