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Week 6-3 マインドフル・イーティング

マインドフルに食すというプラクティスは、特に子供達と行うととても楽しく行うことができます。

好き嫌い、偏食など、、、食に対して特別な習慣があったり、価値判断をするような傾向のあったりする人には特におすすめです。

食べるマインドフルネスで、もっとも広く行われているフォーマルプラクティスはレーズンエクササイズです。

食べるものを準備しましたか?

①まず、レーズンを手のひらに置いて、眺めてみましょう。色、形、大きさ、、、気づきはありましたか?

②鼻に近づけて、香りを感じてみましょう。

③指でつまんで、硬さ、柔らかさ、触感などを感じてみましょう。

④耳に近づけ「音」を聞いてみましょう。音なんて感じるはずない??よく聞いてみましょう。

⑤それでは、舌の上に置いて、口に含んでみます。目は、閉じて、口の中に注意を向けます。

⑥まずは、噛まずに口の中で転がして、感触を確かめます。

⑦少しづつ、砕いていきましょう。3分以上かけて、ゆっくりと砕きながら、口の中の広がりを感じます。

⑧少しずつ、時間をかけて、飲み込みます。

⑨完全に飲み込み、余韻が消えるまで、じっくり時間をかけましょう。

⑩最後に、自分の感覚、感情にも注意を向けてみます。

完全に余韻が消えたら、ゆっくりと目を開けてみます。

いかがだったでしょうか?

このプラクティスは食べることによるエクササイズなので、フルーツ、クッキー、ランチなど何でも食す際にプラクティスできます。

食べる時、飲むとき、どのような時にもマインドフルネスを用いることができます。

好きな飲み物で行ってみましょう。毎回でなくとも、定期的に行うことをお勧めします。

それぞれの、「感覚」に注意を向けても良いでしょう。

視覚
嗅覚
触覚(熱さや冷たさ、質感など)
味覚
聴覚(音)


そして、自分の中の、

感情、思考(食べている時にどのような感情・思考に気づきますか?)

に注意を向けても良いでしょう。

いろんなマインドフルイーティングを楽しんでみて下さい。
 
今週どこかで一回、マインドフルに食すプラクティスを行いましょう。

たとえ、一口でもいいのです。

全ての感覚を動員して、「気づき」の感度を上げましょう。

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