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【ファッション業界】LINE公式アカウントのタイムラインには「戦略」が詰まっている?!

どうも研究員Gです(プロフィールは記事の最下部をみてね)。今回は、ファッション業界のLINE公式アカウントの「タイムライン」について、各社の戦略が垣間見える投稿をピックアップして紹介します!

先日特集した住宅業界に引き続き、ファッション業界でも、LINE公式アカウントを利用したマーケティングを行っている企業がたくさんあります。

LINEは現状Twitter・Instagramのような拡散要素がないので、【認知拡大】にはあまり向いていない為、【認知拡大】というより【ファンの満足度向上】や【興味を持ってくれている人をファンにする為】に利用しているアカウントが多い傾向にあります。

ファッション業界がLINE公式アカウントにおいて、「どんな目的で」「何を発信して」「何が成し遂げられているのか」を配信している内容から探っていきます。

■はじめに

「LINEのタイムラインだけ切り取っても・・・」といってあなどるなかれ、ここにはファッション業界を牽引する企業のマーケティング術が詰まっています。

調査を行った2020年の8月(過去20投稿分50アカウント)を抜粋するだけでも、ブランドごとの戦略の違いが見えてきます。


今現在noteを書いているこの時期には、「コロナの影響で不安定な状況が続いている」という背景があります。

コロナで外出する機会が少なった為、人に会う回数が減り、服を見せる相手が少なくなる。
結果として、ファッション業界に与える影響もあったかと思います。

そんな中で、コロナの先を見据えて、

●店舗へ誘導する企業
●オンラインショップに誘導する企業
●コーディネートの紹介に力を入れる企業
●変わらないブランドのスタンスをアピールする企業

などなど、色んな工夫が見て取れます。

本記事では、具体的に各社が運営するLINE公式アカウントの「タイムライン1,000記事」の中からピックアップした記事を5つ紹介します。

【タイムラインでの発信内容】や【今後のマーケティング戦略】の参考にして頂ければと思います。

※ファッション業界のタイムラインの全体的な傾向については、後日改めて記事を投稿しますのでお楽しみに!

まずはじめに、
「LINEのタイムラインってなに?」という方の為に概要をお伝えします。

※そんなのわかってるよ!という方は、飛ばしてください。

■LINEのタイムラインについて

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↑こちらがLINEのタイムラインです。LINEアプリを開いて下部にある「タイムライン」をタップすると見れます。

(引用元:LINEクーポン(LINE公式アカウント))

LINEのタイムラインとは、【ブログ】や【企業サイト】にある「記事」だと思って頂ければ、イメージしやすいと思います。

画像・テキストを投稿して「新しいニュース」や「お得なセール情報」などを友だちに伝える際に使用します。

メッセージ配信との大きな違いは「友だちに通知しないこと」で、
メッセージがPUSHの情報であれば、タイムラインはPULLの位置づけに近いです(タイムラインは新着記事がある場合、トークルームの右上に赤いバッヂが付きます)。

LINEユーザーの中には「タイムラインは全く見ません」という方もいますが、LINEアプリの下部に「タイムライン」というメニューがあることから、LINEの主要コンテンツであることがわかりますね。

・進化していくタイムライン

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↑2020年3月に始まった【タイムラインを一覧で表示する機能】

最近では「ディスカバー機能(最新の人気コンテンツを一覧で表示する機能)」が追加されたり、InstagramやTwitterのように「ハッシュタグ(同じハッシュタグが設定されている投稿を一覧で見られる機能)・フォロー・フォロワー」という機能ができたり、少しずつ拡散性を持ったバージョンアップが行われています。

以上の理由から、
LINE公式アカウント運用において、タイムラインは重要視されてきており、メッセージ配信に合わせて、タイムラインを一緒に更新するという方法を行っているアカウントも増えてきています。

■調査対象ブランドについて

調査対象のLINE公式アカウントは、以下です。

以下のLINE公式アカウント(50個)のタイムライン(1アカウントにつき20投稿)を調査しています。調査時期:2020年8月

※調査したアカウントは以下の50アカウントです。
ギャップ ジャパン、CALVIN KLEIN、PANDORA、BEAMS、プーマ ジャパン、アディダス ジャパン、洋服の青山、スーツの 「はるやま」、LACOSTE、クロックス、Levis、ナイキジャパン、ライトオン、オンワード・クローゼット、mizuno、ハードコアチョコレート、RyuRyu(リュリュ)、ラシット、バースデイ、ワコール、ZARA、ViS(ビス)、DoCLASSE ドゥクラッセ、ピーチジョン、ハニーズ、ニコアンド、アベイル、ワールド、un dix cors アンディコール、URBANRESEARCH STORE、TOMMY HILFIGER、H&M、ベイクルーズ、しまむら、アース ミュージック&エコロジー、Samansa Mos2、ローリーズファーム、ナノ・ユニバース、ユニクロ、サマンサタバサグループ、AOKI メンズ、JINS、ジーユー、CHANEL BEAUTY、LOUIS VUITTON、ドルチェ&ガッバーナ、PRADA、ロペピクニック、Bershka、ORiental TRaffic


■ファッション業界のLINE公式アカウントの投稿について

季節・トレンドによって流行がどんどん変わっていくファッション業界では、どのようなタイムラインの使い方をされているのでしょうか。

普段から企業のLINE公式アカウントを運用している目線から、
5個ピックアップして紹介します!

①おうちでぬりえをたのしもう!ぬりえをしたらGapストアにもってきてね

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(引用元:ギャップ ジャパン(LINE公式アカウント))

「おうち時間を楽しむコンテンツ」かと思いきや、「おうちで作った物を持って店舗への誘導する」というキャンペーン。

塗り絵というステップを挟むことで、「頑張って塗ったのだから、店舗に持っていこうかな、ついでに服でも買おうかな」という流れが推測できますね。

世の中の傾向的には、実店舗よりもオンラインショップに促す動きが多い中、珍しい内容だった為、ピックアップしました。

GAPの店舗は、アウトレットも含めと151店舗(2020年9月公式サイトに記載https://www.gapinc.com/ja-jp/about/company-profile)もあるので、お客様アクセスしやすいからこその企画でもありますね。

ただ、高単価商材を扱っているショップでは、購入まで繋げるのにさらに工夫が必要かと思います(絵を持って行ったついでに1万円のTシャツは買いにくい)。その点、ギャップはリーズナブルな価格で販売している物が多いゆえに有効な施策に感じました。


②予約・抽選販売

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(引用元:BEAMS(LINE公式アカウント))

上記の「BEAMS」や「アディダス」などでは、(タイムライン)予約販売や抽選販売の情報を配信しているのが特徴です。

これらの配信が「LINE友だち限定で教えてあげる」なんて書かれると、
ファンはワクワクしてしまうのではないでしょうか。

LINEは「(基本的には)友だちにならないと情報が見れない・あまり拡散性がない」というクローズなチャネルですが、ブランドのファンであれば「限定的な情報」というのは嬉しい気持ちになりますよね。

LINE以外にも、グループのみ公開に設定している「Facebookグループ」でも同じようなことができますが、いつものコミュニケーションに使っている馴染み深いLINEだからこそのメリットもあるかと思います。

③エンタメコンテンツ

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(引用元:バースデイ(LINE公式アカウント))

占い・クイズ・間違い探しなどの「エンタメコンテンツ」を投稿しているアカウントは、どこの業界でもあります。しかも、かなり友だち数が多かったりします。

LINEで「通知」を送ろうと思うと、メッセージ配信をする必要があります。
つまり、「絶対に見て欲しい情報」というのはタイムラインでいくら投稿しても見て貰えない可能性があります。

そこで「エンタメコンテンツ」です。

例えば、なんとなくLINEのタイムラインを見ている時に、スッと【星座占い】が現れたら、自分の星座が気になってしまいますよね。

星座を見ていくうちに、そのLINE公式アカウントから通知がなくても、
タイムラインの更新だけ見に行ってしまったりする訳です(極端な例ですが)。


まずは「ブランド名だけでも覚えてね!」というアカウントには、うってつけの施策かもしれません。

④「アメカジレディ」Instagram投稿キャンペーン開催中!

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(引用元:ライトオン(LINE公式アカウント))

LINEとInstagramでSNSチャネルを跨いだ宣伝投稿です。

本noteでも発信した「1:N(友だち):O(その他)」の形になっている例で、
LINEというクローズなチャネルから、Instagramというオープンなチャネルへと遷移させていますね。

▼こちらも参考にご覧ください▼
LINEは「1:N:O(Other)」というお話

少しこちらのキャンペーンの話題からはズレますが、
LINEがクローズなことを利用した上で「コーディネート案」の投稿キャンペーンをするのも有効かもしれません。

どういうことかと言うと、
Twitter・Instagramのようなチャネルにコーディネートをアップするとなると、拡散性があるので「少し恥ずかしい」という方でも、企業とユーザーとのやり取りの中でだけ、コーディネート写真を送るならば参加してくれるかもしれません。

応答モード(チャット)に設定をしていると、ユーザーからの投稿に対して返信することもできるので、LINE担当者とユーザー間でのやりとりで完結できます(この場合、LINE公式アカウントの運営者以外にコーディネート画像は拡散されません)。


⑤トレンドコーディネート 

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(引用元:オンワード・クローゼット(LINE公式アカウント))

オンワード・クローゼットは、定期的にコーディネート案をアップしていまして、遷移先のWEBページでは、かなりわかりやすく概要が記載されています。

最初はコーディネートを見るだけという方でも、「かわいいな」と思ったアイテムが期間限定セールをしていたりすると、魅力的に感じるかもしれません。

タイムラインでユーザーが自分で着ている姿をイメージさせて、メッセージで「直接購入に繋がるような配信」をするという、マーケティングをしているのかもしれません。

ユーザー目線で見ると、【認知(友だち登録)→興味(コーディネート案)→関心(セール情報)→購買】といった流れができそうですね。

また、コーディネート案を発信することは、そのブランドをオシャレに着こなす人が増えるとも考えられます。

友だちが着ていて「いいな、オシャレだな、欲しいな」と思ってもらえるかもしれませんし、オシャレな人が増えれば「オシャレな人が着るブランド」と思える可能性もあります。

■さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございます。

次回のnoteではタイムラインの使い方の傾向をご紹介するので、みなさんぜひご覧ください。次回のLINE分析では同じくファッション業界を対象に、「タイムラインピックアップ編」をお届け予定です。

もっとこんな内容が知りたい!などあればお気軽にコメントいただけると嬉しいです。いいね!と思ったら、「いいね」ボタンを押してね!

それではまた次回の記事でお会いしましょう(*^^*)/
Thank you and have a good day!

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研究員G
住宅業界で利用されるシステムのディレクターから異業種転職で​MindFreeに入社。​ソーシャルメディアマーケティング部の​SNS運用ディレクターとして、住宅・家電・食品業界など、衣食住を中心に幅広いSNS運用に関与。

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