私から見たこれからのパートナーシップ
結婚経験のない私がパートナーシップについて語るなんて、と自分でも思うが、忘れたくないメッセージがあるので、ここに残しておきたいと思う。
この世界に良いも悪いもない、という前提で書いていくので、浮気や不倫について嫌悪感のある方は読み進めるのをお控えください。
オープンマリッジやポリアモリーや、という言葉が少しずつ市民権を得るようになっては来たが、まだまだ、一夫一婦制の色濃い日本。
私自身、幼い頃から「何故、女性だけが苗字を変えるの?」「相手の家に入る?何それ?」と昭和色(土の時代っぽいともいうのか?)の強い家系で生まれたからか、古い慣習を色々教えてもらうのだけど、どうも、納得できず、「そんなんなら結婚なんてしない!」と決意して、とうとうこんな年になってしまった。結婚したくても、相手が見つかりづらい…世間ではそんなお年頃(笑)そんなに悲観もしていないけど、この先大丈夫か?と少し心配もある。
そんな私に何とも耳障りの良い概念が入ってきた数年前。まず初めに知ったのは「ポリアモリー」。なんて画期的な考え方なのだ!と心躍った。踊ったのだけど、初めての概念にビックリして、少し遠巻きに見ていた。
そんな私に次の概念がやってきた。「オープンマリッジ」。私にはこの概念がしっくりくる感覚があった。
ポリアモリーにしろオープンマリッジにしろ、関係を築くにあたり、自分の本気のwantが見えているからこそ成り立つのでは?と思ったりしている。
で。
ここからが本題。
何で、婚姻関係以外のパートナーが必要なのかと言うところ。一夫一婦で上手く行っていれば何の問題もない。
火遊びとか浮気とか?目先の快楽目的も否定はしないが、ここで深める気もない。
私がここでわざわざ残しておきたかったこと。
自分がニュートラル(無)でいるためにオープンマリッジ(ポリアモリー)の概念は必要なのでは?
という思いである。
一人のパートナーだけでバランスが取れているならなーんの問題もないだろう。
でも、恐らく、それって実は難しくて、自分が与えすぎていたり、もらいすぎていたり、感情が高ぶりすぎたり、落ち込みすぎたり…
特定のパートナーとの関係は近しいからこそ、自立の妨げになったり(依存しあってたりもするかな?)何処かに歪みが出るのではないかな?と思うこともある。
その点、他にもパートナーがいれば、自分の中のバランスがどんどんと取れていくのではないかと思うのだ。他のパートナーは異性に限らなくてもいいし、いわゆる男女の仲にならなくてもいいと思う。必要であれば男女の仲になっても良いのかもしれない。とっかえひっかえの世界線もあるのかもしれない…
自分が、自分のバランスをとって自立できる
そんなパートナーシップの在り方を目の前の他人を通して見つけていく
自身も相手もバランスが取れたら次の世界線へステップアップもあり得るのかも…
そんな自由な関係性がどんどんと広がっていくといいな、と私は思う。
さらに、一夫一婦の関係性も大切にできたらこれ以上に最高なことは無いだろう。
もちろん、相手のあることだから、自分の選択肢に対しての責任は全て負う覚悟は必要なんだろうな…
そんなことを思った11月20日