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大地の芸術祭 越後妻有アート 行ってみたら心が温かくなった

残暑が続く9月、芸術の秋とは少し早い気もするけど行ってきました。
「大地の芸術祭 越後妻有アート トリエンナーレ2024」

当日の越後湯沢は30度を超えた真夏日だったが、
カラッとしていたのでそこまで不快感はない。
越後湯沢駅からツアーに参加。
駅で受付を済ませると、パスポートが発行されました。

まわったところにスタンプが押される

十日町・越後妻有地区内の至るところに展示されている作品は
一つ一つが離れた場所にあるため、今回まわった作品もほんの一部です。

・Tunnel of Light (清津峡渓谷トンネル)

長いトンネルの一番奥
トンネルを進んでいくと、ところどころにある作品
ここはトイレ。右側に入口が!


・たくさんの失われた窓のために

風に揺れるカーテンの様子で作品の表情がかわる


・別の場所から来た物

水力発電所の中にロケット型の遊具と衛星をモチーフとした彫刻


東京電力信濃川発電所連絡水槽の施設


・最後の教室

廃校になった校舎が美術館になっていて、教室や体育館がそのまま作品になっている。

体育館。実際は足元が見えないくらい真っ暗
教室内。小さな覗き窓から鑑賞


このツアーの、特に印象に残った作品。
他にも移動中の車窓から作品が観られる。

冬には豪雪地帯となるこの地域。
外へ展示されている作品は、
冬を迎える前に地域の方が屋内へ移動し、大切に保管されているそう。

昼食に立ち寄った、廃校を利用した美術館内の食堂。
ここのお料理に使われている食材は全て地元のものを使用し、
地域のお母さんたちが協力し作って下さっている。

この芸術祭は地域の方々の協力の元に成り立っている、
とても温かい芸術祭だった。
地域をあげて作品が守られているおかげで3年に一度、
この芸術祭が開催できている。

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