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長生きしたい気もする。


今日は、2つ展示を見た。
1つは、調布市文化会館たづくりでやってる、大小島真木さんの個展『千鹿頭 CHIKATO』。
調布はなんだかアートに力入れ始めてるらしく、「調布×架ける×アート」とかいうプロジェクトをやってて、その第一弾らしい。
もう1つは、府中のLOOP HOLEでやってた、金田実生さんの個展『夜の種類』。
LOOP HOLEは駅前から立ち退きになって、今の場所になってから初めてお邪魔した。
府中駅と分倍河原駅の真ん中ぐらいのアパートの一室がギャラリーになってて、なんだかこの潜んでる感じが木村さんっぽくて良いなぁと思った。
木村さんとはオーナーで、日本のVFXの第一人者の木村俊幸さん。
木村さんの個展も12日から京橋のROD GALLERYで始まるらしい。
金田さんは、国分寺のギャラリーsecond 2.で個展をやってる今井俊介さんと、互いの個展同士で作品を交換してて、金田さんの個展会場には今井さんの作品もあった。
今井さんの個展にもお邪魔する予定。

帰りに府中駅まで歩いていると、府中第一小学校というデカい小学校があった。
このエリアが開発されて増えたファミリー層に対応してできた、新しい小学校かなぁと思ったら、創立150周年と書いてあって、思いの外歴史ある小学校だった。
校舎がデカくなったのは、開発に伴う人口増に合わせてかもしれないが。
あと、第一とかいう微塵も歴史を感じさせない、ただ人口が多いことだけを示唆する名前になったのも。
最初は新興住宅街にありがちなしょうもなそうな小学校だなぁとdisってたのに、150年という歴史を知ると、急にスゲぇ威厳ある小学校に思えて、見上げる気持ちになった(人間が小さい)。
150年前の府中・・・国木田独歩の『武蔵野』とか、明治の絵とかのイメージみたいな、すすきの穂が揺れる茫漠とした場所だったんだろうか・・・と夢想する(なんも調べてないので適当に書いてます)。
しかしまぁ、150歳年上の人が学校の先輩ってスゲぇよなぁ。
仮に自分が発展した医療の力であと130年ぐらい生きれて、150歳年下の後輩ができたりすること想像すると、とんでもねぇよ。

長生きについて特別考えたこともなかったけど(早死には嫌だけど)、そんなとんでもないことが起こるなら、とんでもなく長生きしてみたいなぁと思わないでもない。

大小島真木『千鹿頭 CHIKATO』

金田実生『夜の種類』

木村俊幸 『MATIM 27th contact "Spiritual Barriers -結界-"』

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