「ボーはおそれている」 どこのネタバレサイトにも書かれていなかった、たったひとつの真実
話題の、「ボーはおそれている」 を、映画館で観てきました。
三時間の映画を、映画館で観たのって、はじめてかもな。
わたし、アリ・アスター監督の作品は、全部観てます。ミッドサマーも映画館でみて、超萎えた思い出、笑
正直、「ボーはおそれている」一回観ただけだと、難解なところもあるかな、と思って
いろいろなネタバレサイトをみてみたのですが、
今自分が感じている「これだろ!」という解釈を書かれているサイトがなかったので、 映画レビューのため、筆を取った次第です。
ーーーーー以下から、ネタバレ含みますので、未視聴の方はご注意ーーーー
まず、観ていてみんな思うことは、
「どこからが夢で、どこまでが現実なんだろう」
ということかと。
明らかな妄想のモンスターみたいなのが出てきたりすれば、あーここは妄想なのかなーと思ったりしますが、
じゃあそれがいつから妄想がはじまってて、どこまでが妄想なのか?
切れ間がぜんぜん分かんないんですよね。
だから、私はこう思って観てました。
「あ、これ全部 妄想だな」
って。
いま(2024年2月24日時点)、アップされている考察サイトやネタバレサイトはあらかた見ましたが、
基本的には、現実の話として解釈されているものばかりで、
個人的にぜんぜん納得できない。
なんなら、公式サイトの「観た人限定完全解析ページ」(要は公式ネタバレ)まで、基本は現実の話として書かれてる。
んなわけなくないすか?
最初のあのスラム街なによ。Are you丸山ゴンザレス?
全身タトゥーの黒目しかない男なによ。毒蜘蛛なに
風呂場の天井に張り付いてた涙こぼすおっさんだれよ。
助けてくれた医師の家にいる、キチガイだれよ。
ほんで、医師の娘ペンキ飲んで死んだのなによ。
ぜんぶ 監視カメラで録画されてましたー て、先送りで未来まで見られるのなによ。
森の中の劇団、なによ。妊婦なに
オカン最終、生きてましたーどっきりのあとに盛大にガラスに突っ込んでだけど、なによ。
いや、ぜんぜん解せないわけ。
公式の完全解読ページには、なかなか理由をつけて帰省しないボーを、
オカンがあの手この手を使って、帰らせようとしてた物語でしたー!
て
いや、ぜんぜん解せないわけ、そんな解説
細かいこた どうでもいいのよ、 どうせ妄想、幻覚ふくまれているだろうから
だけど、「じゃあ、このボーはおそれている」をひとことで言うとどんな物語?てなったときに、
「現実世界で母親がボーを帰省させようといろいろしてたって話です」
って、んなバカな。じゃん
みんなそれで納得できるのだろうか。
なんか、公式のネタバレがすべてじゃないぜ って思うのよね。
じゃあお前の意見を述べよ、というかんじだと思うので、このへんで書きますわ。わたしが感じた、
どこのネタバレサイトにも書かれていなかった、たったひとつの真実てのは、なにか?
それは
この映画、99%がボーの妄想で、1%(というかワンシーンだけ)が、現実なんだと思ったの。
じゃあそれどこなのって、話なんだけど、
天井裏のシーンです。
いや、天井裏シーンて、あの、
ちんこの権化と闘うとこじゃないよ笑
(個人的に、あのギャグ戦闘シーンを入れたいがために三時間の映画つくったんかなアリ・アスターとは思ったけどw)
あそこに、おっさんひとり閉じ込められてたじゃない。
あれこそが、ボーの本体なんだと思ったの。
つまり、この三時間の映画すべてはボーの妄想で、
ボー自身は、幼少期に母親に天井裏に閉じ込められ、今も天井裏で生き続けている、という話なんだと解釈したんです。
なぜか、公式サイトでは、「双子の兄弟」という解釈になっているんだけど、
それこそどこにもそんな話でてきてないじゃん、て
つまり、幼少期までのボーはふつうに生活してたんだけど、ある日バスルームで母親に「本当のお父さんのこと」を聞いてしまい、
それに激昂した母親が、それから天井裏に彼を閉じ込めてしまったのでは、と。
たぶん、母親が大企業の社長やってるのとかは本当なんだと思うけど、父親のことは世間にも隠していて、未婚の出産だったんじゃないかな。
おそらく、父親も大物で、 公表することができなかった。
ボーは、そのタブーに触れてしまい(もしくは、本当の父親の存在に気づき、「もしかして、XXさんが、ぼくのお父さん?」と言ってしまったとか)、
漏洩を恐れた母親が、最初は折檻だったものの、それから
ずっと、ボーは天井裏に閉じ込められてしまったのではないかな。
おんなじような話、リアルの事件でも、映画でもあったりしますよね。
これは観たなー↓
だから、ボーは天井裏で気が違えてしまい、ことばも幼稚なままで、今も生きてるんじゃないでしょうか。
これが、私が思った、
どこのネタバレサイトにも書かれていなかった、たったひとつの真実です。
この映画は、99%がボーの妄想で、1%(天井裏のワンシーンだけ)が、現実なんです。
(ちんこの権化はのぞく)
ーーーーーー
以上です。
どうでもいいけど、最初の、バスルームの天井に張り付いてた男と揉み合うシーン、
その前に、ボーのキャン玉がちらりと映されていたのだけど、
「デカっっっ!!」
って、個人的にびっくりしたのね。
あとあと、キャン玉が腫れてる病気、みたいな話が出てきて、あーそうなんだーとか思ったけど
観終わったあとで、友人(男2人)に、
「ボーのキャン玉、ほんま腫れてたねー」
てゆうたら
「えっっ??どこで観た??」
てゆわれて、え、ふつうに風呂場のシーンで、映ってたやん、てゆうたけど、
男二人とも「いや、気付かんかった」て。
なんかさ。
たぶん、あれが、おんなのこのパイオツだったら、しぬほど釘付けだとおもうのよ、男。
わたしは、ふーんて、スルーしちゃうと思うけど
なんかさ、やっぱ、異性の異物(自分には付いていないカラダの物質)て、本能で目がいってしまうんだなあ
て、
どうでもいいけど、勉強になりました。
もしこの内容に、共感してもらえたら、「スキ」やSNS拡散してもらえると、うれしいです!
おわり。
P.S. てかまぢで、見切れるくらい、キャン玉でかかったよね?
ホアキン・フェニックスの、タマ金、フェニックスだったよね!!!
👆これが、言いたかったです。おわります
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