みなと
魅力的な男のるつぼ、新大阪駅の「雄の観察記」。構内のカフェでエロい男を視姦して、書き留める。出張や周辺オフィスのスーツリーマン、異国の巨漢、制服の凛々しい駅員たちの容姿や所作を15分で書き殴るチャレンジ。
隣の席の男は、性欲を持て余していた。 短く刈られた短髪に、浅黒く掘りの深い顔の中で、二重のぱっちりした目が魅力的な男だった。 青のワイシャツに黒のダウンベストを着た肉体は、がっしりとした肩と太い腕が見栄え良い。 同僚と話す会話は周囲にだだ漏れで、40歳で結婚し、毎夜セックスしていたが子宝に恵まれず、3年が経った今は嫁に触れることすら嫌がられているらしい。 聞き耳を立てずとも聞こえる声量で、私以外にも聞こえてしまっている人がいると思う。 同僚は何度も話を変えようとするが、結
専一の物書きでない人間が書くことなので、大目に見てほしい。 エロも、医療ソーシャルワーカーの矜持も書く。僕はそれを信条に書くことを選んだ。 拙著「ぬかるむ私利の淫ら口」の主人公は彼氏を敬愛しながらも、キャリア志向の理解が得られず、肉体的な欲求も満たされないことを心の片隅でさみしく思い、その隙間に潜り込んできた取引先幹部の男と不倫関係に陥る。 取引先の男によって仕事ぶりを認められ、昇進に関与され、さらには雌蕊の疼きまで満たされることで、主人公は男との姦通の沼に溺れていった。
※画像は友人です 隣の席に座る彼を、こっそり盗み見する。 40代前半と思われるが、実年齢はもっと若いかもしれない。光沢あるストライプの黒ジャケットを纏い、袖口には瀟洒なカフス。台襟ボタンははずされ、開かれた頸筋から麝香とも思しき雄の臭いがする。 四角い輪郭の顔は少し大きめだ。凛々しい太眉にぱっちりした二重瞼の大きな瞳が物憂げに伏せられ、一際目を惹く。唇は一文字に固く結ばれ、形の良い鼻が顔全体を引き締めて見せている。男前ともハンサムとも形容できる、端正な顔立ちだった。 ス
グラコロバーガーを3つおかわりしている 30代前半の男。 営業周りと思われる短髪にスーツ。太っても痩せてもない普通体形だが、霞を食べるようにバンズを腹におさめていく。直径 15cm ほどのバンズを大きな口でかぶりつく様は爽快とも思われた。だが Mサイズのメロンソーダはストローで数口吸われるだけで、まったく減っていない。 男が立ち上がった。まさかのおかわりだった。どれだけクラコロバーガーが好きなのだろう。飽きないのだろうか。好きなのだな？ 貪るというより淡々と食べている。
「ぬかるむ私利の淫ら口」 かろうじて死守してきた男の矜持を、格上の雄に屈服する悦びが毀した。 姦通という社会規範を逸脱してなお、愛する彼氏との幸福を願う矛盾……。 これまでのX（ツイッター）での投稿をまとめて小説を書き、Kindleにて出版いたしました。 読み返すと説明口調でくどく、ポストや電子カルテのSOAP記録にOが多い普段の僕を反映している感じですが、 エロとなんちゃってMSWの仕事を詰め込んだ、僕が僕のために書いた私小説です。 ちなみに「肉の悦び」という仮タイト
大柄な青年だった。 20代後半だろうか、一重の目が凛々しい。着古したブラックジーンズは弾力ある太腿で盛り上がり、肩幅はがっしりして逞しく、ワイルドな雰囲気だ。その肥大化した筋肉は堅さと重量が感じられ、女性客の多いカフェの中で浮いていた。 大きめのコーヒーカップも、彼の手に包まれると小さく見える。ハンドルを掴む太い指節から手背にかけて覆う密度の濃い毛は、パーカーの袖口から覗く腕まで黒々と連なり生えているようだ。 剛質な肉体は雄々しい魅力に満ちている。 カップに浅くつけた
姿勢の良い男だ、と好ましく思った。 20代後半と思わしき彼のワイシャツに皺はなく、細身だがしなやかな筋肉が浮き彫りになっている。背筋を伸ばしてノートパソコンのキーボードを打ち、その操作は打音が聞こえず滑らかだった。時折コーヒーを飲む所作も美しい。 造作は大きいが端正な顔をしている。口角が少し上がり、奥二重の目は澄んでいて柔らかな雰囲気だった。 ひと段落着いたのかノートパソコンを閉じ、コーヒーを飲みほす。追加注文に立ち上がった背丈はすらりと伸びて長身だった。店員への態度も
40 代前半の管理職といったところか。 横長なスクエアタイプの黒緑メガネをかけた男は、理知的でありながらワイルドな雰囲気を醸していた。 肩甲骨の隆起した筋肉質な肉体を、生地をつなぎ合わせたスプリットヨークの青いストライプシャツが品よく魅せている。オーダーメイドと思われるが、その袖口は乱雑に捲り上げられ、浅黒く逞しい上腕二頭筋が露出していた。 左手首に巻かれた腕時計はよく知られるブランド物だが、パン粉が付着していた。鍼えられた大腿ではちきれそうなスラックスにも、磨かれて黒光
久しぶりの投稿になりました。 前回からの投稿の間は、緩やかな生活の変化があったものの、波に身を委ねながらちゃぷちゃぷ泳いでいたと言う感じです。 Twitter（X）はほとんど僕の日常となり、フォロワーさんとのやりとりが楽しくて仕方ありませんでした。 僕はそこでエロ動画の販促をし、彼氏や友達との日常を投稿していました。穏やかで素敵な方々からたくさんの反応をいただいて、嬉しい思いでいました。 そんな中、8月19日（土）、朝に目覚めた僕は猫のごはんを用意しながら、いつものように
職場で仲の良い看護師、遼子先輩とランチ。 セフレの救命医とのゲスい肉姦話を聞いていて「暇な女子大生」アカウントを思い出し、大阪の医学部スタンプラリーしようと思った気怠い午後。 済み→大阪大学、関西医科大学、近畿大学 未 →大阪公立大学、大阪医科薬科大学 番外→兵庫医科大学、三重大学 医師ちんぽは実在するのか はじめに、この記事は超個人的な感想であることを明言しておく。体感で恐縮だが、MSM（男性とセックスする男性）の医療従事者は多いように感じる。その中でも医師という職業
広島には3度訪れた。 中学生のときの修学旅行、母親との旅行、友達との研修旅行だ。 4度目の広島は、彼氏と旅をした。 ほんとうは彼氏も修学旅行で広島に行くはずが、当日に熱で休み、それきりになっていたそうだ。彼氏は平和教育の一環としての原爆資料館を訪ねられなかったことをかなり悔いていたらしく、何度も旅行に行きたいと話していたが、延び延びとなっていた。 今回、広島駅〜宮島の日帰り旅行を敢行したレポートをお届けしたい。 新大阪駅に17時26分に到着。事前にスマートEXで席を予約
僕の使用しているディルドについてご質問をいただきましたので、今回は使用感なども含めてご紹介します。 ディルドそのものの画像は、なんとなくアウトな気がしたので、パッケージだけで失礼します。 僕が愛用しているのは張匠さんのみちのくJr Sサイズです。根本から亀頭までの長さは8.5cmと、意外と（？）小ぶりなものです。Amazonの商品ページにも「日本人の平均サイズより若干小さめ」と記載がありました。 ただ、これを購入したときの僕にはとんでもなく長くて太くて……、挿入するとき
さとるさん 180cm超 / 80kgくらい / 30代後半 美しい婚約者がいます ここの和菓子を事務長が好きで、おつかいに通っていました。お店では柔らかな笑顔で、大きな手で作られる和菓子は繊細、そのギャップが素敵でした。豪快な印象で面倒見も良く、ガキ大将がそのまま大きくなったような感じでした。小学生の野球チームのサブコーチを務め、ユニフォームが似合う体育会系の方です。 背がとても高く、自信にあふれているような態度をしても嫌らしさがなく、かっこいいお兄さんだなと思ってい
胸毛の濃い男性はお好きですか？ 僕は大好きです ですが、何が好きなのかと問われれば明確に回答することができませんでした。そこで、僕の雄膣をぐっしょりと濡らすほどに性的興奮を誘発する胸毛フェティシズムについて軽く考えてみました。 脱毛市場への疑い / 需要と供給の壁 脱毛広告を見かける機会が多い昨今。 毛深くて雄っぽい男性を好む僕としては、無毛メンズの増加に伴い、短中期的には「フェティシズム活動の機会損失」、中長期的には「体毛整容製品の経済的損失」が起こるのではと危機感を覚
こつこつとマイファンズに動画を投稿して、先日ついに確定申告が必要な金額の売り上げを達成しました マイファンズ開始のきっかけもともとは屋外で暮らす野良猫たちの過酷さを知り、なにかできないかという思いから、 （そうだ、エロ動画を投稿して稼いだお金を寄付するのはどうだろう） と、軽い気持ちで始めたのがきっかけでした うちで飼育している猫も、もとは道に落ちていた母猫に見捨てられた子でした もしかしたらこの子も、僕が拾わなかったら夏の暑さや冬の寒さに負けて死んでいたかもしれない。
まさゆきさん 175くらい / 70くらい / 40代 営業先の寡黙な方、という印象でした。 合同飲み会の時に、あまり飲めない僕を終始気遣ってくださりましたが、頭がくらくらするくらい酔ってしまいました。そんな僕を連れ出し、近くの喫茶店で僕が落ち着くまで一緒にいてくださりました カウンター横でタバコを燻らせながら、1歳になるお子さんの写真を見せてくださったり、「よくがんばってるよ」と頭を撫でてくださり、僕はその優しさとあたたかさに泣きそうになりました。当時、仕事が少しつらか
