あなたの長所は?あざとさです。
あざとさといえば、犬である。
肩に顔を乗せ、家に帰ってきたら尻尾を振り、
飼い主がほかの犬を愛でると嫉妬する。
なぜだろう。
犬のあざとさは好意的に受け入れられるのに、
人のあざとさは馬鹿にされる。
そんな、あざとさをポジティブに変換したのが、
テレビ朝日のプロデューサー芦田太郎さんだ。
芦田さんが手がけた、TV番組
『あざとくてなにが悪いの?』は若者に大人気だ。
芦田太郎さんの企画術
電通のコピーライター阿部さんが主宰する『言葉の企画2020』で、芦田太郎さんがいらっしゃった。
noteも書いているので是非読んでほしい。
TV番組を企画をする上で大事なことは3つ
①一回で終わらないもの。具体例を想像できる企画。
長く続けられるフォーマットなのかどうか。広告プロモーションを考える際に、どんなに長くても1年くらいの先しか見ていない気がする。
ただ、タモリ俱楽部は1982年から38年間にも渡り、番組を続けている。
どんなにいい企画でも、継続的にできるか重要視しないといけない。
②その演者でやる意味がある。ストロングポイントを生かせる。
何故、その演者でやる必要があるのか。その演者が生きるフレームになっているのか。
番組の作り方も2つあり、1つは番組の中身を考える。もう1つは、起用したいタレントのストロングポイントを見つけ、番組を作っていく。
面白いなと思いました。番組の企画者は、タレントのマネージャーでもあるのだと。演者への光の当て方を変え、新たな魅力を生み出していく。
③自分が面白いと感じたものは普遍的に面白いのか?という問いに耐えうる
自分自身も良い企画を考えたときに、他人に話すと全く響かないことが多々ある。多くの人に聞いて意見をもらうことが大切だ。
テレビの今後
テレビに若者を戻す。
テレビ局の若者のテレビ離れ。この問題に真剣に向き合うと。
若い人に向けた番組を作ると、今まで見ていてくれた高齢者の方々が離れていく懸念がある。それでも、今後、若い層を取るためには血を流す必要があるとおっしゃっていて、覚悟を感じた。
テレビの今後が楽しみだ。
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