みなもとのお暇#4 | ジブリ初心者がラピュタを観て思うこと
こんばんは。みなもとなこです。
さて、昨日の金曜ロードショーは「天空の城ラピュタ」でしたね。
わたしなんと、アラサーにして初視聴しまして!!!
そして、めちゃくちゃよかった。観てよかった!!!
そもそも、ジブリ作品をそんなに見たことがなくて、
話の大筋がわかるのは「トトロ」と「千と千尋の神隠し」くらい。
「ハウルの動く城」も実は劇場まで足を運んだはずなんですが、
もうすっかり頭から抜け落ちてしまいました。
というわけで、今日はジブリ初心者がラピュタを観て思うことです!
そして書いてみたら、とても長くなってしまいました!
(若干ネタバレありますので、ご注意を)
名言の数々はそう生まれたのね!
ラピュタと言えば、もう「バルス」ですよね。
金曜ロードショーのたび、Twitterが「バルス」であふれている。
そのほかにも
「40秒で支度しな」
「人がごみのようだ」
「目が、目がぁぁぁ」
とか、言葉だけは知っていて、
なにがなんだかわからなかったのですが
今回やっとすべての意味が分かりました。
魅力的なシーンで、セリフもキャッチーなので、確かに印象に残りやすい!バルスといい、ほかの名言といい、すごく語感がいいし
なんかマネしたくなっちゃうのわかるな~~と改めて思いました。
恥ずかしくって「バルス」デビューはできなかったけど(笑)
全然ポップな映画じゃない!
これは、わたしがただ油断していただけなんですが、
ジブリ作品って、もっとこう、ポップなものだと思っていました。
ちょっと調べると、わたしが知らないだけで、
自然破壊とか、人間の愚かさとか、そういうものもテーマにしているんですね。
ロマンチックの度が過ぎてる
まずかなり序盤のシーンから、
パズーがシータに向かって、
「天使じゃないかと思ったよ」的な、発言をするのですが
そこから私は目が点。
「ロマンチックすぎやしません?」
その後も飛行船から落ちないように、
きつく縛った紐がほどけないときに
シータごと抱っこして、走りだしたり、なんなの!?
下心なしの純正のロマンチックにやられました。
素敵すぎる。パズー!!!素敵すぎるよ!!!!!!
バルスは必殺技ではない
そして、肝心な「バルス」のシーンが、一番予想外でした。
「バルス」は、もっと「敵を倒すぞ!やったるぞ!」みたいな、
「かめはめ波」みたいな、前向きな必殺技だとばかり思っていたのですが、
ムスカが3分待っている間の、
パズーとシータの会話で、全然「かめはめ波」じゃなかった、
と思い知らされました。
自己犠牲のうえに成り立つ幸福を
あんなに小さい体で受け入れて、選択するなんて
残酷すぎて、言葉が出ませんでした。
最後に宮崎駿監督のメッセージを読みましたが、
「自己犠牲(うんたらかんたら)を語るのをなぜためらうのか(あやふやですみません)」という文があり、
「自己犠牲」もテーマなのか・・・!とすごく衝撃を受けました。
子供に語りかけるには、ちょっと重く、残酷で厳しすぎる気もしてしまう。
みなさんはどう感じましたか?
登場人物がみんな濃い!
パズー、シータ、ムスカ、だけじゃなくって、
ドーラの一家や、軍隊、ロボット、動物たちの表情や行動、
作画のいたるところに、それぞれの”味”がにじみ出てて、
応援したり、一緒に腹を立てたり、疑心暗鬼になったり、
さすがのジブリ作品というか、めちゃくちゃ作りこまれてて
すっごい、映画に入り込めました!
特に最後にお宝を盗んでくる、
ドーラたちの抜け目なさをわたしも真似したいな。
転んでもただは起きぬ、ところがとっても魅力的でした。
ワンピースみがある!
ジブリファンの方に怒られちゃいそうですね。本当にごめんなさい。
わたしの見た順番は、ワンピース→ラピュタだったので、どうかお許しを。
空にある島を求めて、
あるものは征服、
あるものは略奪、
あるものは救出、
いろんな要素が詰まってて、純粋に冒険物語として、すっごく面白い。
めちゃくちゃ世界観に引き込まれていったのですが、
どこか似たものを感じるな~と思ったのが、ワンピース!
だって、だって、
・ラピュタの存在は空島だし
・「土から離れては生きられない」というセリフは「ヴァース」に通ずるし
・ラピュタ文字はポーネグリフだし
・ラピュタの科学的力は古代兵器だし
・ドーラはビックマムに似てるし
・パズーはルフィーだし(笑)
こんなに似てるんだもの!
だからなんだって話なんですが、観ていて面白かったです。
そしてわたしはそういう世界観が大好物です。
まとめきれない!
初めて視聴したので、感情が追い付かないところもあって、
ちょっと観足りない。もう1回観せて!!!!という気持ちです。
もっともっといろんなところに気づいたら面白そうだし、
2回目を観たら、また別の感想を抱くかもしれないです。
ストーリー自体は冒険譚だけど、深く考えさせられる映画でした。
とにかく、こんなにも愛される作品を観れてよかったです!
------------------
長文を最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
来週のトトロも楽しみですね。
週末たのしみましょうね♡