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#5 対話の先にみえてきた、人生を前進させるヒント

皆さんこんにちは。
今回は実際にFAMILOG SESSIONを体験されたAさん、Sさんカップルの体験インタビューをお届けします。

ーFAMILOG SESSION(ファミログ セッション)とは、カップル・夫婦のおふたりに、専属ファシリテーター2名によって、普段できない「対話」の場を提供するサービスです。

お二人が選んだFAMILOG SESSIONのテーマは『「決断」への合意』。
そのセッションから約1カ月が経ち、お二人にはどのような変化があったのでしょうか。

セッションの前後、そして最中に話したことや心境を思い出していただきつつ、事後インタビューを進めました。

20210427_中川愛様(名前伏せ版)

まずはセッションの前のことから聞いていきたいと思います。

Before the FAMILOG SESSION

ー 会話の時間や内容はいかがでしたか?

Aさん)ずっと遠距離なのですが、仕事が終わった後に彼が駅から家までの間でほぼ毎日電話をかけてきてくれていました。愚痴とかその日の出来事の話とか、私が話し過ぎて家の周りをうろうろさせることもありました(笑)
いつもいろんな話を思いつくままに話すかんじなので、1回でひとつのことについて深くは話せてないですね。でも、トータルで考えると深く話せてるのかな、って気はします。

Sさん)電話しないとインスタ上の人、みたいになっちゃうので(笑)
LINEが苦手なので話すほうが楽だと思って電話を始めました。
今は時間があれば電話してます。

ー 普段話を深めていく中で、どう話したらいいかわからないことや遠慮することはありましたか?

Aさん)この話しても大丈夫かな、と思うことはありました。彼への信頼が足りていなかったのか…でもたぶんその根底にあるのは自分への信頼があまりなかったのかもしれない…
特に結婚の話では、今は関東にいる彼に私のいる関西に来てもらうということが自分のわがままではないかとずっと思っていました。
Sさん)今後どうしようか解がないこと、関西に行くこととかも前に進むステップが踏めていなくて申し訳ないなと思っていました。

ー FAMILOGを申し込んでから受けるまで、なにか変化はありましたか?

Aさん)段々と期待が上がっていきました。カウンセリングシートが事前にあって何について話すのかテーマがはっきりしているから、心の準備をしよう、みたいな。

セッションを実施する前に、おふたりがどのようなテーマについて話すことが多いのか、それぞれどれほどの深さで話しているのかをセルフチェックできる「事前カウンセリングシート」をお渡ししています。

In the FAMILOG SESSION

名称未設定のデザイン

期待が高まる中で実際はどうだったのか…セッション中のことについて聞かせてください。

ー 最初話が始まった時から話している間、心境はいかがでしたか?

Aさん)最初は緊張していました。
でも、質問を投げかけられてそれを自分のなかできちんと考えて咀嚼して言葉にする、ということを繰り返す中で自分ってこんなこと考えてたんだ、ってことがわかってきておもしろくなってきました。
私の考えに対する彼の考えを第三者の前で言ってくれたことで嘘じゃないというか(笑)、より安心感が増しました。

Sさん)話すときに雲がかかったような状態を、絵で起こしてもらって視覚的に整理してもらえたのが良かったです。
対話の内容をリアルタイムに1枚の絵にしてもらえたので、対話中に違う話になっても元の話に戻りやすかったし、普段2人で話すときよりももやもや感がなくなったのがよかったと思います。

After the FAMILOG SESSION

― セッション後はどんな変化があったのでしょうか?

Aさん)これまでは自分の気持ちや感情を言語化して外に出すことをあまりしてこなかったので、表面上のことしか言えてないような感覚がありました。
そうやって言語化した気持ちですら自分自身が理解できている気がしていなかったです。
でも、セッションの後は自分の気持ちや感情を自分自身がちゃんと理解できるようになって、自分の意見を言えるようになったような気がします。

ー 今回のセッションを経て、話の内容や深さに違いはありますか?

Aさん)話す内容が深くなったり、距離が近くなったというか…
なんか人生が前進している感じがすごくしています。
今まではぐるぐるしていたのがちょっとずつ歩み始めた感じがします。

Sさん)そうですね。
今後を見据えて、できることからやってみようと思い始めて行動しました。
今まではやっていなかったので。

中川様

ありがとうございました!セッションや今回のインタビューを受けた感想をぜひお聞かせください。

Aさん)第三者がいて話していると新しい気づきがあるなと思いました。
私がわかったつもりだったけどわかりきっていなかったことを、ファシリテーターが代わりに彼に対して質問して話してくれるように働きかけてくれるのがいいなと思いました。
やっぱりFAMILOGっていいなと!

Sさん)今回セッションから1カ月経って、改めて振り返りができたのが良かったです。

あとがき

ファシリテーターによる言葉の言語化と、絵による可視化。
それによって現在地がはっきりするだけではなく、「自分自身への理解が深まった」という感想が印象的でした。
そうして過ごした時間の先で、発言が変わり、行動が変わり、「人生が前進している気がする」という言葉。
第三者としておふたりに関わる意義と可能性を感じたインタビューでした。


インタビュー:神原沙耶(さや)
文章:かよ

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