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【映画感想】罪の声

「日本沈没」を観ていて、
「やっぱり小栗旬と松山ケンイチは見入ってしまうねぇ」という話になった。
その流れでNetflixにて「罪の声」を見つけたので、
観てみることに。
良かった。
なんというか…それぞれの役者さんも良かった。
あまり映画は観ないのでよくは知らないことも多いが、
あまりドラマでは見ない役者さんも多く、
それは出る方がこだわっているのか、
それとも演出の方がそういう方を選んでいるのかは
分からないのだけど、
それぞれに味を持っている。

グリコ森永事件を題材にしていて、
昭和の未解決事件、というのも惹かれる内容だが、
その事件を詳しくは知らなくとも、
引き込まれる。

小栗旬の関西弁もさほど不自然ではなく、
そこはやはり演技力なのか。
ただ、残念ながら東京のスマートさが
出てしまうのは、もう持って生まれたものというか、
大阪人のあの空気感を出すのは
いくら演技力をもってしても無理なんじゃあという
余計なことは考えてしまったものの、
関西弁に違和感はなかった。

そして、星野源の醸し出す空気感。
これも天性のものかなぁと。
朴訥とした、真面目そうな穏やかで、
それでいて、真の強い空気感。
平匡さん系統の空気感。
いい。

小栗旬見たさに、観てみた映画が、
意外にも良かった。

事件を追う人。
追われる人。
罪の意識を感じる人。
罪を背負って生きている人。
哀しい人。
それでも強く生きていく人。

原作もぜひ読んでみたい。

みんなのフォトギャラリーから久々に拝借しました。
「罪の声」でのラジカセをイメージして。

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