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【映画感想と覚書】ARASHI Anniversery Tour 5×20 Record of memory

本当はドルビーシネマとやらを観たかったけど、
遠方まで足を伸ばす余裕がなく、
全国映画公開を待った。
ゆっくりタイミングを見ようかと思っていたけど、
初日行ける!と思い立ち、
予約しようとした頃には
ほぼ満席状態。
最前列の最端しか空いておらず。

初日舞台挨拶の全国同時中継があるとのこと。
ワンチャン、ある…?と淡い期待をしていたが、
あるわけもなく。
旭川の皆さんがただただ羨ましい。

私が嵐のファンだと自覚、そして公言し始めたのは、
子どもが産まれてからだったため、
なかなかコンサートに参戦できず、
子どもが大きくなると、
「俺も(私も)一緒に行きたい」と言うので、
子どもの分もファンクラブに入るものの、
3人分のチケットはなかなか取れず、
参戦できたのは、
5×20のみとなった。
その時ばかりは、
子どもたちに、
「ごめん」と謝り、一人で行かせてもらった。

最初のコンサートが、今のところ最後となっている。

いい年して、初めて参戦したコンサートは
浮き足立つにも程があるほど。
基本的にテンションを上げるのが苦手な私は、
黄色い声援が出るか心配していたが、
そんな心配は無用だった。
普通に楽しい気持ちになれた。

息子は物心ついた頃から、
嵐のライブDVDを観ていた。
私がDVDを熱心に見ている横で、
自分も同じようになったつもりで踊るので、
息子にも声援を送らなければいけない。
果ては、当時3歳の息子が、
何かで拗ねた挙句、
「ママ、そんなん言うんやったら、
もう嵐になってあげへんからな!!!」と言われたことがある。
誰もなってくれと言った覚えはない。

夫の嫉妬よりも息子の嫉妬の方が
怖いので、私は大人しくしている。

さて、最前列での映画はやはり首が痛かったのだが、
二年前のコンサートを思い出しながら、
かつ、その熱気の渦にまた入っているかのような
気持ちになる臨場感で、
久しぶりに特上の非日常感を味わえた。

思えば、夫に腹が立つことがあると、
私の最強の現実逃避は
嵐のライブDVDだった。
きっと、今日映画館にいた人も、
あのライブ会場にいた人も、
多かれ少なかれそうした癒しを求めて、
救われてきたのだと思う。
嵐に限らず、エンタテイメントには
そういう力があると思う。
直接的ではなくても、
その瞬間楽しい体験をすることが、
人それぞれ大小はあれど、
目の前の辛いことを一瞬忘れて、
明日も頑張ろうと思える。
その「明日も頑張ろう」という気持ちが
どんなに大切か。

また、いつか、生で観られる日が来ますように。
どうか、最後になりませんように。
次は是非とも思春期真っ盛りの息子と、
イケメン好きの娘と一緒に
行きたい。
ちなみに息子は松潤と大野くんが好きで、
娘は翔くんみたいな人と結婚したいと言っている。
娘よ、なかなか見る目があるじゃないか。


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