こんな素敵な月の夜には

ようやく自分について理解がすすんできたこの頃。

うつ病は決してあの日あのいっ時のことが原因なのではなかった。

この時は感情のままに

傷ついた自分の心の修復にのみ意識を向けて

どうにか 命を繋いできた。


今は空を見上げ 草木花に興味をもち 季節を感じながら

詩集、漫画、好きなアニメをたしなむ日々を送っている。


いまのわたしを守っているのは

家族

友人

そして会社。

(それから多分社会保険)


うつ病のきっかけ、家族との諍いばかりに目を向け、

怯えていたのは嘘のように

今のわたしは家族の助けなしには生きられないくらい

心の拠り所がここにある。

家族はわたしを助け、気遣い、わたしも返そうという意識の元、

心地の良い生活を送っている。

感謝している。


わたしが生きていて嬉しいかと

聞くわたしに

疲れているであろう家族はその時だけ声色を変え

嬉しいよ

という。


自分が死んだ後のことを考えることができるようになった。

悲しませてはいけない存在を

認識し、誰よりも大切にしたいと感じる。


心折れたのは事実


全く完全に自分を取り戻したとは 言えない

取り戻すべきとも 思わない


時間は流れていて

わたしはもう6ヶ月前のわたしではなかった。


明日のわたしは、新しいわたし。


今夜は月が綺麗なので

涙が止まらないのも自然なこと。


久しぶりに連絡を取った彼と

こそばゆいやりとりをしながら

自分の心の空虚さを感じ

彼の好みを探らずにはいられない愚かさに

恥ずかしさがこみ上げ

挙句吐き気がするのは

別の問題。


月が綺麗なので

涙が出るのでした。


うつだから、心ぼそく

誰でも良い、そばにいて欲しい

そんな愚かな感情が

自分の中に確認できるのが愚かしくて

愚かしくて 恥ずかしくて 苦しい。

涙が出るのは

こんなことで また自分を嫌いになる

嫌いになりたくない

大切にされている自分を、大切にしてくれる人たち。

大切にされている自分は

自分が大切にしてあげなくちゃ


またそんな

すべき、な思考で

息が苦しい


甘え方を手探りで探す

良い大人として恥ずかしい

だけど甘やかしてくれる周りに対して

感謝 しているから

自分を自分として認識するために


個である自分を認めるために

丁寧に 慎重に よく考えて


半年前と違うのは、

わたしは頼る相手を知っている

誰がわたしを理解し、

温かく わたしの心を守ってくれる

環境

知っている。


だから大丈夫。

落ち着いて寝よう。


今日の動揺は今日のうちに

動揺は 新しい感情の始まり


薬を飲んで

眠ります。


図書館8時間滞在を終えて。

君死にたもうことなかれ。

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