山ノ神 森の中ある 祠かな 別の名を知り 林道の意も
山ノ神、単純だが深いネーミングだ。山は里と違い隔離された場所なのは、登山道を外れた場合、現代でもそうである。昔ならもっと何もないから神聖なる場所、神が住む場所として考えられていた。そんなことはなんとなく想像できる。
だが、登山道を歩いている途中に「山ノ神」と看板で書かれていてベンチがあるとなれば、また違う気持ちになった。「山ノ神」とは何だ?
情報を調べると、看板の近く山を覆う森の中に小さな祠がある。神をまつっていると想像できるから、これが山ノ神なのだろう。
だが下山後に見たあるパネルで、山の中で見たものとそっくりな写真があった。そして名前も特定されていたのだ。
遣水不動と書いてある、読み方は「やりみずふどう」というらしい。その時もうひとつの記憶がよみがえる。それは山ノ神と思われる祠の後に見つけた看板だ。「林道ヤリミズ線」ヤリミズとはどういうことかずっと悩んだ。ネット上でも出てこない。だがここで不動の名前から林道の名前がついていることを理解した。
山ノ神 森の中ある 祠かな 別の名を知り 林道の意も
(やまのかみ もりのなかある ほこらかな べつのなをしり りんどうのいも)
今日の記事「河内長野の山ノ神」を参考にしました。
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