観心寺音絵巻 ~伝統的な雨の山寺で感動できた音と光のエンターテーメント~
河内長野に引っ越しして周辺の観光などのスポットに行くとき、最初に本来の姿をしっかりと見学します。そのうえで行われるイベントに参加。しかし今回の観心寺に関しては、先にイベントに参加する結果となりました。
引っ越し前に地域の情報収集をしているときに気になった「観心寺音絵巻」観心寺自体の見学をする前、先にこのイベントに参加してきました。
昨日3月28日の夜。バスに乗り込み河内長野の駅から見て南東の方向に位置する山道を走りました。といっても駅から15分程度で観心寺に到着します。
普段この時間ならひっそり静まり返っているであろう山寺。このときばかりはこのイベントに参加する人が集まっています。
観心寺は先日の枝垂れ桜で紹介した金剛寺と並んで河内長野では有名な寺院のひとつ。こちらも日本遺産に認定されていました。
ちなみに河内長野は「中世に出会える街」「女人高野」「葛城修験」と複数の日本遺産に関わっています。ある意味すごいですね。
そしていよいよ時間となりました。1時間限定でのイベントがスタート。そしていきなりの光景に驚きました。光のアートが彩っています。
説明書きでは「花と星の大階段」とあります。石段になっている所も、光り輝いていて幻想的。
こういう催しは最近各地でやっているようですが、やっぱり美しいの一言です。
途中で見つけたもの。これは「花灯る北斗七星~拝殿」というタイトルです。
幻想的な光で、元々そこにある太鼓橋も不思議な雰囲気を醸し出していました。
同様に寺院の境内にある木々も不思議な色合い。ファンタジーの世界そのものですね。
そして地面を見ると花の形に。見どころが多くて見逃せません。
これは途中から左に曲がったところにあった「光の滝の杜」と呼ばれるもの。
拡大するとこのように。この日は雨が降っていたため、天然の雨とのコラボにもなっています。より盛り上がる雰囲気でした。
こちらは「椿の絨毯」という名前。元々の土の盛り上がりが、良い曲線美を出しているというか、ひょっとしたらあらかじめ狙ったものかもしれません。それにしてもいいですね。
ようやくメインの金堂のところに到着。「蓮うかぶ 金堂」とありました。
ここで生演奏が行われていました。そして
なんと寺の僧の方々が読経をしています。音楽とのコラボがすごかったですね。
金堂には動画流れていて同じ内容が繰り替えられました。その中でもこの巨大な龍が舞い上がるシーンが一番好きです。
せっかくなので30秒ほどですが動画に抑えてみました。
これは生演奏が聞けるすぐ後ろのスポット。「時の巡り~掌の上で」という名前がついています。
また途中ではこういう不思議な踊り子さん達も登場。
生演奏と不思議な時間が得られました。
観心寺にも桜が咲いています。桜がこの幻想的な光に当たり、また独特の美しさを出していました。
でも本来観心寺は、金剛寺と並んで有名な観光スポット。南北朝の時代の楠木正成や、南朝の後村上天皇など、歴史上の関係者にまつわるところが目白押し。日を改めてしっかり見学します。
これは入り口にあるもの。万華鏡のような輝きです。
こうして1時間ほどのイベントは楽しく幕を下りました。雨が降っていましたが、その雨すらも演出と見事な調和がとれていた気がします。
イベントは終わりましたが、観音寺音絵巻の詳細はこちら。
おまけ:今回も頂きました。いつもありがとうございます。
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