見出し画像

ごはん杖 斬新すぎて 不快秋 新し店で 気分転換

少しモヤモヤした帰り道、今日は午前中で仕事が終わったが内容が良くなかった。都会の見本市会場で行われる近未来のフードフェスティバルなるものの設営が仕事だったが、その中の展示品があまりにもひどく、それを見ただけで胸糞が悪くなる。

「ごはんで杖を作りました。これなら急な空腹時に、ごはんで出来た杖をかじれます」というキャッチフレーズだ。「だったらごはんを携帯すりゃいいだろう。杖なら下の方は土がついて食べられないのに」と奇抜な展示品に対してイラついた。

それもそのはず、実家は兼業農家で田んぼがある。今父親が会社の定年後に専業で田んぼを植えているのだ。自分だって兼業農家として繁忙期に手伝う。米の大切さは人一倍わかっている。なのにあの扱いは!

「うん?」帰りのバスで藤沢台に来た時新しくオープンしたお店が見える。気になり予定を変更しバスを降りて新しい店に行ってみた。その店は母親の味を売りにシェアカフェを経験したのちに新規オープンしたらしい。
「おいしそうだ。これが本来のごはんの使い方だ」そう思って気分転換に店に入る。そして料理を待つ間、短歌が頭に浮かんだ。

ごはん杖 斬新すぎて 不快秋 新し店で 気分転換
(ごはんつえ ざんしんすぎて ふかいあき あたらしみせで きぶんてんかん)

今回は趣向を変えて、毎週ショートショートnoteの企画に参加して短編小説を書きました。(お題:ごはん杖)

今日はこちらの記事「シェアカフェを卒業して新規開業したMAYUキッチン」をモチーフにしています。

#小説
#短歌
#今日の短歌
#おいしいお店
#毎週ショートショートnote
#ご飯杖
#MAYUキッチン
#新規開業
#藤沢台
#富田林
#南河内
#奥河内

この記事が参加している募集

#おいしいお店

17,563件

#今日の短歌

39,466件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?