住民説明会の後に見つけた巌流島のこと度忘れてして頭がモヤモヤ
河内長野の住民向けの説明会に出席した小山田は、外に出るとようやく気分が開放的になった。
「厳しい質問もあったなあ、俺のような引っ越しして間のないものが口出せる雰囲気じゃなかったよ」そう言って思わず苦笑い。
会場から歩いているとあるポスターが目に留まった。「巌流島、それって確か」
小山田は巌流島というキーワードは知っているが、それが何だったのかを忘れてしまった。
「有名なんだけど、えっと、あれ、忘れた」どうしても思い出せない小山田はモヤモヤした。
「ネットで調べよう」そう思ってポケットからスマホを取り出したが、その時に頭が真っ白になった。
「ありゃ、充電忘れてた」なんとほとんどバッテリーがなく、バッテリー切れのマークだけしか出てこない。「イー」思わず声を出しかけて抑える小山田。スマホなしで家まで帰るしかない。
「アナログ時代は、こんなんだったんだ。大変だ」結局小山田はアナログ状態のまま、巌流島が何を意味するのか最後までわからずじまい。
今回は趣向を変えて、毎週ショートショートnoteの企画に参加して短編小説を書きました。
そしてテーマは本日投稿した記事「赤峰市民広場の住民説明会」をモチーフにしています。
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