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三日市宿の高札と上田町(旧上田村)

 三日市町のシリーズもそろそろ最後となりました。前回の屋外展覧会・休校した幼稚園からさらに進んでいきます。そのまま進めばやがて左手に山が迫ってきました。これは烏帽子形山。

 その途中で次のようなものがありました。

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 これは三日市宿高札です。これ自体は同時から存在したものではなく、平成22年度に行われた「高野街道町並み再生事業」にともなって設置されたものでした。親子・博奕・忠孝等高札(上段)は実物大で再現。人馬定高札(下段)は実物よりやや大きいそうです。

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 これは復元されたものですが、実際の高札を烏帽子形八幡神社が所有しているとのこと。それは河内長野市の市指定文化財に指定されていました。

 そしてすぐそばに次のような看板を発見。

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 これは上田町文化財の歴史案内です。三日市町ではなくここは上田町に該当していました。
 そして増幅寺、上田胸切地蔵、堂の辻地蔵、上田金刀比羅講などの説明が書かれています。

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 このうちふたつの地蔵は少しだけ離れたところにありました。

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 上田町は、かつて上田村だったそうです。1889年に町村制が施行されたときに、三日市村、片添村、喜多村、小塩村と合併して三日市村が発足しました。それが1954年に河内長野市の一部になったとのこと。

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 そしてこちらが上田金刀比羅講です。これは四国・香川の琴平にある金刀比羅宮と関係ありそうですが、「宮」ではなく「講」と書いているのが面白いですね。金毘羅大権現が祀られています。

三日市宿高札

 この先に行くと烏帽子形山沿いになり、やがて烏帽子片山八幡宮の入り口に到達。そこから河内長野までは紹介済みでした。というわけで三日市宿シリーズはここで終了とします。

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