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地域活性についておもうこと ‘自己表現’

私は三重県の南部地域、南伊勢町で地域活性の仕事をしています。
『うみべのいえプロジェクト』というプロジェクトを通してまちの人たちが豊かに暮らせるような活動をしている中で感じたことをシェアします。

田舎にはおもしろい仕事がない、キャリアアップできない。と思いがちですが(実際私も移住する前はそう思っていました)、現在私は、シェアキッチン・シェアハウス・シェアスペース・雑貨屋の経営をしています。
そして空き家再生プロデューサーとして名古屋の物件も手掛けています。

移住6年目にして振り返って思うのは、移住せず名古屋にいたままだったらこんなことできてなかったよなということです。
確実に移住してキャリアアップしたな、面白い仕事してるなと思います

シェアキッチン「うみべのいえキッチン」


なぜ都会だとできなかったと思うかというと、都会で物件を借りて、家賃を払うためにはしっかりとしたビジネスモデルを考えて、お金借りて…とハードル高すぎますよね。

南伊勢町だと一軒家の家賃が平均2~3万円/月なので、どんなものが町にあったらいいかなぁ~こんなお店あったらいいなぁ~みんな喜ぶだろうな!とりあえず借りちゃえ!ここでやってみよう!と気軽にスタートできます。

それでも周りはすごいねぇ~よくやるよねぇと言ってくれるけど、家賃と光熱費払っていければとりあえずいいやっ!という気持ちだったらなんでもできるわけですよ。払えなくなったらバイトでもなんでもすれば払える額だし、怖いもんないんですよね。

そんなこんなで、手を広げまくった結果、後戻りはできなくなっています。ははは。
活動を始めて3年くらいたつんですが、お店を維持できててありがたいと思うわけですよ。
うみべのいえプロジェクトで儲けられなくても、講師に呼んでいただいたり、別のお仕事をいただいたりで結果いい感じで回っています!

そして何より一緒に働くチームが作れたってことが大きいです。
「こんなことやりたい!」「あんなことやりたい!」っていう人が集まってうみべのいえPJを進めてくれる。なんて最高。ありがたい。
人と一緒にやると大変なことも多いですが、自分一人ではできないことができているとじわじわ実感しています。


話し合いながらつながっていくチーム

田舎でも都会でも自分を表現できることがやりがいにつながると思います。
私の場合、自己表現の方法が「自分が居心地がいいと思う空間をつくること」だったので家賃の安い場所に移住してビジネスできたことが自己実現につながりました。

なんか自分でやりたい、自分を表現したい、こんな世の中にしたいとか。哲学を持っている人はぜひ家賃が安いところで勝負してみるものアリかなと思います!

南伊勢町への移住、仕事の相談はこちらから👇

西岡奈保子(南伊勢町おしごとアドバイザー)
0599-77-4227 (電話受付は火曜日のみ:9時~17時)

musubime.co@gmail.com  (メールは24時間受付中)

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