【多様性とは】多様性の始まりは、人に自分の弱みを伝えること。
こんにちはー!南伊勢町おしごとアドバイザーのにしおかなほこです!😌
今日は、多様性を受け入れる世の中がいいなと感じる中で、思ったことをシェア!
私は3人兄弟の真ん中で育ち、親も仲良くなく、いつも家族が楽しく過ごすためにはどうしたらいいか?と人の顔色ばかりうかがってきた。
勉強を頑張って、怒られないように、親の機嫌を損ねないように気を使って生きてきた。
今も人から怒られることが苦手で、「ちゃんとやる」というのが口癖で、
怒られないように、やりたくないことまで「ちゃんと」やってきた。
仕事で人に怒られると、素直に聞けず「この人なんでこんなに怒っているんだろう?」と思っていた。
その人が大事にしていること、当たり前のことを当たり前にやるってことができないし、私はそのことを大事に思っていないんだってことを伝えられないまま「はい、わかりました。申し訳ございません。」と言ってきた。
そんなどうでもいいことでなんで怒ってるの?
とその人に伝えると何が起こるのか?
もしそれを伝えてしまったら、相手の大事にしていることを否定することになるから、関係性が終わってしまうと思っていた。
だから伝えず、もやもやを自分の胸にしまい込みストレスを感じていた。
違う。
「そんなどうでもいいことで怒らないで。」じゃなくて、
「私はそれが苦手なの。だからできなかったの。」と伝えればいいということに気づいた。
なんだ、それだけじゃん。
今までの人生を振り返ると、自分が苦手なことを誰かに伝えたことがない。多分1回もない。
それ私やれないんです。苦手なんです。って人に伝えてみることを考えるだけで、胸が苦しくなる。
できない自分をできる自分になるために、必死に努力してきた過去が邪魔をする。できないことが恥ずかしいこと、できる自分を作り上げることを大事にしてきた自分が邪魔をする。
認めよう。できない自分を。苦手なことがたくさんある自分を。
そして人にそれを伝えよう。
きっと怒ってた人は、私ができるのにやらないと思って怒っていたんじゃないか?やれるのにやらないから、私に大事にされていないと感じ苛立っていたんじゃないか。
なんだ、そうだったのか。
弱い、できない、苦手な自分を排除しない。認める。伝える。
でも伝えられるかな…まだ怖さが残る。
そこで、友達に「私、それ苦手なの。」と言われたらどう思うかな?と考えてみた。
ぜんっぜん嫌な気分じゃない。むしろ言ってくれてありがとう。それ私得意だから変わりにやるよー。とまで思う。
あれ、なんだ言われたほうは大したことないじゃん。怖くない。
あーすっきり。なんだなんだ、自分の苦手なことを人に伝えると、苦手な部分を補ってくれる仲間ができるし、それが多様性じゃん。
多様性が多様性として機能するためには、人の苦手なこと、得意なことを知ることが大切なんだ。そこからスタートなんだ。
一見、みんなちゃんとした人間に見える。
身体的な障害があるわけでもない。だけどみんな大小さまざまな障害を持っている。苦手なことを持っている。それって伝えなければ人に伝わらない。知らないと助けられない。補えない。
私は閉所恐怖症で飛行機の窓側に追いやられて自由に動けないのが苦しくなるし、多動で一つの仕事に集中できないし、同じ場所にじっとしていられないし、3人以上の日程調整とか、メールを早く返せないし、書類のチェックも下手だし、ものをすぐなくすし、何時にここに行かなければいけないとか、提出期限のある書類とか、電話の折り返しとか全部苦手。
全部全部苦手なんだーーーー!
自分の弱い部分をなくそうと必死に強みに変えてきた10代。
それが無駄だと気付き、弱い部分にふたをして隠して、強みを強化した20代。
自分の弱みのふたを開け、苦手なことを隠さずに人に伝えていこうと決めた30代。
これからどんな人生になるか。わくわくする。
人に自分の苦手なことをどんどん伝えていこう。
そこから何が起こるのかたのしみだ。
またね👋
少しでも移住のお手伝いができると嬉しいです!
ご質問などがあれば、お気軽にコメントお願いします😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?