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娘と朝ドラと私

朝8時を過ぎて、superflyの「フレア」が流れると、娘はテレビ画面に歩き寄っていきます。時には音楽の節に合わせて体を揺らしているようにも見えます。


思えば娘が生まれた時の朝ドラは「まんぷく」でした。産休に入ってから見始めたものの、毎日見るうちにハマっていきました。今でもドリカムの「あなたとトゥラッタッタ♪」を聞けば、不安と期待の入り混じったあの頃の気持ちが思い出されます。

入院先の病院では、夫がテレビカードを買ってくれたのに退院する日まで全然見ませんでした。あの時の我が子は、反射運動しかできず、手足を自分で動かすこともできなかったのに…今や自分の足で立って歩いています。


「まんぷく」からの流れで見始めたものの、一話も逃さず見続けた(時間帯を変えて見たりもしたが)のは「なつぞら」でした。オープニングがスピッツっていうのが最高でした。オープニングだけで泣いた日もあります。(産後の精神不安もあったことでしょう)語りが内村光良さんというのも良かったです。内村さんの故郷・熊本県人吉市には親戚がいるので親近感もあります。


100作目というだけあって脚本・演出は練りに練られ(最終話が第一話に繋がる演出は、ありきたりだけど感動でした)、キャストは豪華、北海道ゆかりのチームナックス出演もファンとしては嬉しかったですね。
「なつぞら」を見る間に、娘はお宮参りやお食い初めをし、腹ばいができるようになり、自力で寝返りできるようになり、ずりばいができるようになり、歯まで生えてきました。


「スカーレット」では役者さんと役柄の年齢差に違和感を覚えつつ、八郎(松下洸平さん)が出てきたあたりからすっかりハマっていきました。それがもう最終週…早いものです。この間に、娘はハイハイをし、つかまり立ちをし、伝い歩きをし、二足歩行をするまでになりました。「娘と一緒に見た」といえるこのドラマもまた、私の人生において印象に残る一作です。

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次の朝ドラは「エール」というそうです。福島県出身の古関裕而とその妻・古関金子をモデルに描くとのこと。ちなみに、主題歌は福島ゆかりのGReeeeN…楽しみです。(動画は告知と過去曲のみで新曲は来週のお楽しみ)

GReeeeNの曲も、きっと思い出の一曲になるんだろうなあと思いつつ。あと一年育休をいただいているので、娘と過ごせる時間を大事にしたいと思います。

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