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おやつ…ではなくスイーツ。パレスホテル東京(大手町)の「チョココルネ」

このチョココルネは「大手町名物」だと思う。

パレスホテル東京の地下にあるペストリーショップ「スイーツ&デリ」の「チョココルネ」がときどき恋しくなる。

はじめて食べたのは8年くらい前。「チョココロネが250円!高い!小さい!しかもコルネ!」と思ったものの、気になって手を伸ばした。

それは私の知るチョココロネのサイズよりかなり小さく、社会人になりたての自分には高級すぎる、いわゆる「スイーツ枠」だった。

ものすごく甘党でもなければコロネ大好き!というわけでもないんだけど、はじめてのチョココルネに完全にノックアウトされた。わたしのスイーツデビューはおそらくこの時だ。

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それ以来、大手町に寄ると時々買うようになった。この前買ったとき、気になって重さを測ったら50g以上あった。やっぱり重かった。

手でちぎるとパサパサと音がするくらい、あっさり軽めのパン生地に、ねっとりとした濃厚なガナッシュ。口の中にふわっと上品な甘みが広がる。

例えて言うならチョココロネの「フカフカ」と「存在感たっぷりのガナッシュ」をギュギュッと濃縮した感じが近いかもしれない。もう、口の中の水分を全部持ってかれそうなくらいだ。それくらい濃厚。

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スイカに塩をかけるとすごく甘く感じるように、このふたつが合わさると美味しさの大爆発が起きる。結果、「美味しいものはお腹いっぱいになるまで食べたい派」のわたしでも、ひとつでとびきり幸せになれる。

泊まったことはないけれど、たまにご褒美として買える。この距離感がいい。大手町駅から直結で、宿泊しなくても手に入る。しかもホテルとは別階だからめちゃくちゃ入りやすい。

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マロンシャンティイとかコーンブレッドとか美味しいものがたくさんあるけど、私の推しはダントツで「チョココルネ」。

手土産で渡すとかなりの確率で「美味しい」が返ってくることを知ってから、わたしの勝負手土産にもなった。ホテルメイドというのもぴったりだし、チョココロネはだいたいの人が知っている。そして何より、抜群に美味しい。


ここ以上のチョココロネを私はまだ知らない。


パレスホテル東京 スイーツ&デリ



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