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ローラースケートの滑り方

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ローラースケートの滑り方について。
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2020年11月の記事一覧

ローラースケートのフィギュア1(フォア・アウト)

ローラースケートのフィギュア1(フォア・アウト)

 フィギュアスケート、という言葉は英語でも日本語でも一般的にアイススケートのことを指す。もともと、アイススケート競技といえば氷の上に複雑な形(figure)を描くものだったことから、こう呼ばれるようになったそうだ。現在はその名前だけを残してこの競技はなくなってしまったが、90年代初頭まではフィギュアスケートの大会にはコンパルソリと呼ばれる図形を正確に描く競技が残っていた。私も伊藤みどりがコンパルソ

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膝が内側に入ってしまう問題

膝が内側に入ってしまう問題

 こればっかりは母、そして祖母を恨むしかないのだが、私は脚の形が悪い。膝から下の部分が外側に湾曲しているのである。

 ↑ こういう感じ。画像は「いらすとや」さんからお借りしたのだが、絵の説明にはXO脚と書いてあった。そうか、私、XO脚だったのか……。

 脚の形は生まれつきの遺伝だからしょうがないと、母と祖母の脚を眺めて長い間諦めていたのだが、ローラースケートを始めてから、これがちょっとした問題

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ローラースケートの止まり方②:急ブレーキ&応用編

ローラースケートの止まり方②:急ブレーキ&応用編

 前回に続いて、ローラースケートの止まり方について考えてみる。止まるという動きは、結構奥深い。初心者が一番最初に覚えなければならない動きでもあるが、上達に従ってさまざまな止まり方を習得していくことができる。

 ローラースケートの止まり方①で紹介した基本のストップができるようになったら、今度は急ブレーキをかけてキュッと止まる方法(両足のトウストップやホッケーストップ)そして応用編にチャレンジしよう

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ローラースケートの止まり方①:基本のストップ

ローラースケートの止まり方①:基本のストップ

 今回は基本に帰って、止まり方について考えていきたいと思う。ローラースケートでの止まり方には、たくさんの方法がある。

・プラウ・ストップ

・片足のトウストップ

・両足のトウストップ

・Tストップ

・ホッケーストップ

 他にもまだいろいろな止まり方があるが、代表的なものはこれくらいだと思う。まずは、自動車が止まるのと同じように、ゆっくりとブレーキをかけて徐々に止まる方法を練習する。止まる

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シャッセ

シャッセ

 シャッセとはフランス語からきた言葉で、英語でも「chasse」と書くのにチャッセではなくシャッセと読む。この言葉、英語に置き換えると「chase(チェイス)」なのだそうだ。つまり追いかける、という意味の言葉らしい。バレエとスケートのシャッセは動きがかなり違うのでややこしいのだが、どちらも片方の足がもう片方を追いかける動きなのでこの名前がついているようだ。

 シャッセは、とても簡単な動きだ。やり

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クロスロール(フォア)

クロスロール(フォア)

 今回はクロスロールについて。単純な動きなのだが、最初は踏み出す瞬間にすばやくアウトエッジに乗ることができなくて、まごついてしまう。

 残念ながらローラースケートでクロスロールをしている良い動画が見つからなかったので(※追記あり)、アイスの動画を紹介する。アイススケートも、靴が違うだけでまったく同じ動きだ。

 まずは、クロスロールとはこんな動きだ、という動画から。

↑ Duc Khungによ

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