水美

イラストと読書と手芸と世界一周とBTSの人。世界の墓地探訪家。ざぶざぶと情報におぼれる…

水美

イラストと読書と手芸と世界一周とBTSの人。世界の墓地探訪家。ざぶざぶと情報におぼれる現代でただ忘却し続けるのも癪なので、好きなものや心の機微を備忘しようと思います。知的好奇心に頭脳が追いついていないタイプです。

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  • みんなのフォトギャラリー

    みんなのフォトギャラリー用で使用いただいた記事をまとめています。使って下さった方ありがとうございます!!

  • いつかの世界一周旅行記

    2016年に一年かけて世界一周旅行をしていた当時の日記を掲載します。 「深夜特急」やブログの旅行記などを読んだ後、実際体験してみた印象は「アジア諸国も全然安くない!」「良くも悪くも文明の利器でトラブル少なく辿り着けるよな」ということでした。 猛スピードで変遷していく世界を併瞰して眺めるのに、各時代の旅の記録の蓄積は役立つのではないでしょうか。 勝手に色々言ってる私たちの言動も、その時の普通の人の価値観のひとつとして何かを示唆することもあるでしょう。 未来に証拠を放り投げる気持ちでここに置いていきますので、外国まで旅をしたい人、したことがある人、読んでいただけると嬉しいです。

  • 思考集

    日々考えたこと。

  • みんなのフォトギャラリーイラストまとめ

    描いたイラストをまとめています。検索してみんなのフォトギャラリーでご使用いただけます。

  • 世界墓地巡り

    世界を回って訪ねた色んなお墓を紹介します。日本のお墓のイメージだけを持っていると驚くような、バリエーションと深みと発見があります。

最近の記事

95日目 アマルフィ街歩き

美しきアマルフィとこの地中海の青さときたら…イタリア人の振る舞いが傲慢だとぼやいているけど、これだけの歴史と美術を失わずに維持しているのだから、そうなってしまうのも頷けると今なら思う。これ以上のものないでしょ、と言われて返す言葉ないわ。 2016年7月4日(月) 朝苦しんで起きる。爆発音みたいなのとか喋り声で、騒がしくて眠れんかったので…。 ご飯食べて洗濯物を干したら、さっきまで感じよかったおばちゃんが騒ぎ出して、どうも自分の干すとこ奪われていやだったらしい。こっちはお

    • 94日目 ナポリ街歩き

      ゴミの収集がちゃんとされてないというのは、日本人的にはけっこう驚く。公共のサービスのありがたみを実感する機会が少ないのは、当然のように享受しているから。きちんと回っている。ありがたい。 2016年7月3日(日) 横向きに寝れたのたった2時間、くたくたでナポリに着く。 道が汚くておしっこ臭い!ホテルに荷物を置いて、とりあえず市内観光。 かたつむりのような駅からメトロに乗って三駅で、美しきトレド駅。 港があってとても気持ちがいい。人々が日曜日を満喫して甲羅干しをしている

      • 93日目 ベネチアの静けさよ永遠なれ

        サントリーニといい、やはり観光客が集まってくる場所に宿る力は強烈だ。たったの数日でも一生忘れない印象を頭に残しているのだから。あのベニスの静けさ。車が入れないエリアだからこその、昔とつながった空気が流れていた。 2016年7月2日(土) わっちゃん、朝ラン。私が起きた頃帰ってきた。 色んな先の予定を固めてチェックアウト。再びベネチア散策へ。 ポストカードキャンペーン(出発前の結婚式でみんなに行きたい国を聞いていたので、その国からチェキの写真をつけてポストカードを送る遊

        • 92日目 ベネチア街歩き

          イタリアはパスタとピザが本当に美味しかった。映画の登場人物みたいな気持ちになれる美しい街並みも楽しいし、いつか深掘りしてみたい国の一つです。今回はベネチア、ナポリ、なぜかシチリア島一週間車中泊で回るというど根性なチャレンジをしました。 2016年7月1日(金) 部屋の子が寝ているので、外でコーヒーとパンをほおばる。チーズとチョコの入った甘いパン。 バスでベネチア本島まで行く。夢見た通りの美しい街並みに浮き足立つ。 奥に行くと静かで道が狭くて迷路のよう。100人中100

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        記事

          91日目 オーソレミーオ!イタリアへ

          いや〜じゃんじゃん移動しますね。驚きます。秋にメキシコで死者の日の祭りに参加したかったのと、夏のヨーロッパの各友人のところでのんびりしたかったというのがあったからかな。 2016年6月30日(木) ホテルのおばちゃんにやや急かされてチェックアウト。おじちゃんに空港まで送ってもらう。行きに迎えにきてもらえんかった代わりだか特別よみたいに言うけど、元から両方ついてたんではないのか? 美しい景色とおじさんの短く歌う声。 VOLTEO航空初めて使ったけど、人手不足とオールアナ

          91日目 オーソレミーオ!イタリアへ

          90日目 イオの夕陽は今日の日も輝いている

          「あの夕陽はあの時と変わらず今日も綺麗に沈んでいるのだ」と思うだけで、どこで暮らしても何年経っても心が洗われる夕陽との出会い。これを持っているだけで強くなれるので、荘厳な景色や大自然を見にいくことをためらわないでほしいなと、旅人は思うのでした。 2016年6月29日(水) バイクを借りて三日月島の上と下両方行っちゃう作戦やったのに、国際免許書みて断られる。わっちゃんの免許書はバギーのみ借りれる、けどバギーは乗った経験ないなら貸せないと。事故したら100ユーロだとか…アジア

          90日目 イオの夕陽は今日の日も輝いている

          89日目 サントリーニ街歩き

          この地域の名前は忘れてしまった。ド観光地からは外れてるはずの街。こういう街で半袖で、ただ風に吹かれて存在している時、人生ってこれだよと思う。これ、大いに人によるのでしょうね。みんなに聞いてみたいです。 2016年6月28日(火) ホテル近くのブラックビーチにてついにカメラが壊れた!ウォータープルーフながらそろそろ海に入れたらいかんような気はしていたよ〜。安くて綺麗に撮れる良いカメラが道中に見つかりますように。 イタリアでのカウチサーフィンホストがなかなか見つからない。ヨ

          89日目 サントリーニ街歩き

          共通言語という道しるべ

          使っていることばの意味が人によって大きく乖離している。それに気づいたときの驚きは大きかった。 どうしてもかみ合わない人には随所で出会ったけれど、その原因のひとつがそれだとは知らなかったから。 同じ日本語を話しているのに。 例えば「よく我慢してる」ひとつとっても、ほめことばととる人と、必死に耐えてる状態だから対処するべきととる人がいる。 わたしには限界がきていたのに、微笑んで言われたことで、くっきりと境界線がひかれたことがある。 反対に、違う言語で育った相手との片言の

          共通言語という道しるべ

          88日目 これぞ新婚旅行!サントリーニ島へ

          誰しもメディアを通して見たことがある、世界的に有名な絶景。そのような土地を訪れた時思うのが、ここで生まれ育つとはどんな感覚なんだろうということ。高い誇りを持つのかな。ちゃんと出会ったこともないので、いつか聞いてみたい。 2016年6月27日(月) 早朝にギリシャのサントリー二空港に着く。 ホテルに3泊以上なら無料送迎してくれるって話だったのに、待てど暮らせど来ず。文句たれたれバスで行く。バス停から歩く道でも見つけられず、どうやら地図も電話番号もおかしいみたい。 尋ねた

          88日目 これぞ新婚旅行!サントリーニ島へ

          87日目 美しきイスタンブールより魅力的だったもの

          旅先なのに引きこもり。美しい景色や観光地より、心ウキウキするのは気の合う人との出会いなのだと実感した。 2016年6月26日(日) 朝またおいしいパンをごちそうになる。キュウリとトマト、バナナと何かのジャムなど。マリナは刺激物なしで体に優しい暮らしをしている。 部屋中いーーーーーーっぱい、宝のような材料たちを発掘する。アーティストはこうしていくつも買っては未完成のままキープして、あとで探し回るわけやね。私の水ペン(携帯水彩絵の具に付属してる)を使ってマリナが絵を描いて、

          87日目 美しきイスタンブールより魅力的だったもの

          86日目 マリナとイスタンブール街歩き

          ロシア人のマリナは、トルコで英語の先生をしていた。旅への憧れが強く、この時私たちの世界一周の話を聞きたがるので、予算なんかも話したら「あ、それならいけるかも」とスイッチが入ったらしく、この数年後にはバリを経てニュージーランドに移住した。マリナがわたしの人生にいることが誇らしい、パワフルで明るくてかわいい友達。 2016年6月25日(土) 朝起きるとマリナが美味しい朝ごはんを用意してくれていた。 昼は一緒にロシア料理を作る。部屋のテーブルに粉を大胆に敷くスタイルが良いね。

          86日目 マリナとイスタンブール街歩き

          学習者の視点で母国語を見る遊び

          語学の勉強をしていると、母国語を見る目線が変わることがありませんか? 静謐な、早熟、おもんぱかる、どんぴしゃという単語を聞けば 「だいぶ勉強してから発掘されてくるけど、なかなか覚えられない単語だろうな…」 落語に耳を傾ければ 「これでするする内容が映像で浮かんでくるなんて、日本語ネイティブ感ある~」 日本人同士でも解釈に差が出る詩の響きに 「えもいわれぬ含みを感じる!!学習者だったら意味をとるので精一杯だろう、幸せだ」 そんな自分が学習者だったらの目線で、最近気になっ

          学習者の視点で母国語を見る遊び

          85日目 アジアとヨーロッパの境の都市イスタンブール

          犬猫が何にもつながれず平和に暮らしている。互いに挨拶しあったり、熟睡したり。ホストのマリナに聞いてみたところ、トルコでは自治体が野良犬と野良猫に去勢手術とワクチン接種を施し、元いた場所に戻し、エサや水も与えられているとのこと。動物愛護先進国だ!! 2016年6月24日(金) イスタンブールに到着。カフェでティーとトースト。喫煙率98%でツライ。スタッフも合間に吸ってる。 久々にロッカーなるものを見つけて荷物を預ける。 オールドシティスルタナメの見所を回る。広くて綺麗な

          85日目 アジアとヨーロッパの境の都市イスタンブール

          84日目 地球の反対側に似たような人たちがいること

          バスステーションで偶然出会ったのは、遠くチリ出身なのにやたらと私たちと境遇が似通っている夫婦。この数時間の交流が旅の後半のハイライトにつながるのだから、旅の偶然性ってたまらない。 もし知り合えたら友達になれる相手って、世界中にあきれるほどいるのだろうな。 2016年6月23日(木) ずっと苦労していた『ユウさん(わっちゃんの友達の自由人)とどこかで合流する作戦』に、朝から向かい合う。 結論、サントリー二→アテネをやめて、サントリー二→ベニス→パレルモ→バルセロナに行く

          84日目 地球の反対側に似たような人たちがいること

          83日目 巨人が岩遊びしてたのでなけりゃ信じられない

          なぜ岩がこんな面白い形になるのかな。アイルランドのジャイアントコーツウェイもそうだけど、神話でしか説明出来なさそうな地形ってあるもので…世界の遊び心といいますか。遊び心だらけだと、虫なんか見てても思います。 2016年6月22日(水) ディプティとヘルマンと朝ごはんを食べていたら、マレーシア人の女性がやってきて合流。よくおしゃべりする明るいマーズさん!ヘルマンはフルヤちゃんと出かけて、アティラが残りの私たちを連れてShow aroundしてくれる。 どこかのValley

          83日目 巨人が岩遊びしてたのでなけりゃ信じられない

          82日目 ウルギュップ谷歩きとカウチサーフィン体験

          有名なカッパドキアの中心都市ウルギュップに到着。ホスト側は大阪で数回体験していたカウチサーフィンで、たくさんの出会いがありました。みんな昔からの友達みたいだった。 2016年6月21日(火) 朝カイセリに着いてコーヒーとパンを食べる。トーストといってもバッバリみたいな、しっかり目のパンが出てくる。飽きたなあ。 すんなりウルギュップ行きのバスチケットを買えた。バス会社の人も優しい。どうしても覚えられないありがとうをトルコ語で言うと喜んでくれる。(テシェキュル エデリム) 

          82日目 ウルギュップ谷歩きとカウチサーフィン体験