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水美
2023年11月16日 13:47
墓と木がみっちりと空間を埋め、階段や歩道がその合間を縫う。迷子になるのが楽しいので、わざと方向を気にしないで歩く。パリの墓地にはたっぷりと時間を用意して行くべし。 聞きなれない名前を探すのも外国の墓地の醍醐味。この響きはここの人にとっては普通なのだろうか?フランス人の友人に写真を見せながら、ひとつひとつ尋ねた夜が懐かしい。メニューさん。ムニュ、か。フランス語の Menu はお品書きのメ
2023年9月15日 14:44
墓地に心躍らせるようになったきっかけは、間違いなくパリでしょう。実際に訪れて、犬の落とし物がたくさん落ちていることに驚いてからも、決して憧れが失われないロマンチックな都市パリ。なんとそこに、観光用のマップが貼られた大きな墓地がいくつもあったのです。エディット・ピアフなど有名人のお墓を訪れ挨拶をしてみたり、犬の散歩をしたりする、特大公園のような場所。トレビア~ン!と、私はすっかり魅入られたの
2023年8月29日 13:56
外国に行ったときは墓地へ立ち寄ります。そこにあるのは意外な発見と癒し。パリの墓地は緑豊かで、ベンチに座ってパンでも煩張るのが似合う。メキシコの墓地はド派手なマリーゴールドの花びらにまみれている。モロッコでは蓋のない棺桶をそのまま外に置いているようにしか見えない。アルゼンチンの街中では、中にATMが設置されているのではと思わせる、がっちりとしたセレブ仕様。ルーマニアのとある墓地では、すべ