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土地探しは準備が大事!

先日、タッチの差で気に入った土地を買えなかったというケースがあった。

不動産というものは同じものが無いので仕方のないことではあるが、お手伝いしている私もとても残念だった。

物件自体は2ヶ月前くらいからでてはおり、具体的に考えるところまで少し時間が空いてしまった。

今回その土地を購入した方は1ヶ月ほど前から現地をみて、プランを考え、資金計画を立てていたようだ。そして、ある程度予算内でもいけそうと判断し、現金で土地を購入し、建物はじっくり検討していくということのようだった。

しっかり準備ができていたので、もう覆らない内容である。

しかしながら、土地を購入して注文住宅を建築したいと考える方は誰しもが通る道といっても過言ではない。

良い物件と思えるものは、大多数にとっても良い物件であることが多い。そうなるとどうしても競争になってしまう。同じものはないので、準備が整っており、早く申込みをした方が優先となってしまう。

その準備というのが、①建物のプランと概算をだしておくこと、②住宅ローンの情報収集をしておくこと、③家族、親御さんとの情報共有をしておく、ということだ。

①の建物のプランと概算に関しては総額を把握するために必要だ。建物の詳細は土地によって変わるのだが、どのくらいの部屋数、どのくらいの大きさが欲しいかに関しては事前に考えておくことができる。

総額が分からないと②に繋がるが、ローンの事前相談ができない。そしてローンの事前相談ができていないと契約もできない。

そして、ローンに関しても良い土地が見つかってから銀行を調査したり比べたりするのでは、じっくり検討できないだろう。

変動にするのか固定にするのか、お勤めの会社で提携している銀行はあるかどうか、ネット銀行はどうか、都市銀行と地方銀行では何が違うのかなど、今の時代はネットでもすぐに調べられる。こちらも事前に調べておくとすぐ銀行を選定し相談をすることができる。

最後に③の家族の意思を確認しておくこと。家を探す目的、資金援助はあるのか、こういう物件があれば前向きに考えよう、ということはあらかじめ話しておくと良い。

物件がでてから家族会議は必要だが、情報を共有できていれば決断と行動が早い。

中には親御さんの反対があったり、次の休みまで待って一緒に見に行ってから判断する、という風になってしまうこともあり、時間がかかってしまう。

なので、相談ではなく報告で済むくらい連絡をとっていることが望ましい。

これら3点の準備ができていれば、気に入った物件を取得できる確率が断然あがる。

ぜひご参考にしてもらえればと思う。


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