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気持ちの落としどころを探る②

この記事を書いている時点で、乳がん告知から10日が経過した。最初に告知されたときと比べると、夜もぐっすり眠れるようになったし、意味不明の胸の震えも治まった。

その理由は、この10日間で気持ちの面で大きな変化があったからだと思う。

変化1:病気を受け入れられた
乳がんに関する本を何冊か読んで知識をつけた。それと、乳がんで闘病した人の記事やブログを読み漁った。がん発生の仕組みや治療の流れがつかめるようになり、不安な気持ちが和らいだ。

変化2:前向きに治療に専念しようという気持ちになった
大きな病院に転院して初めて担当の先生と会った。乳腺科の部長をしておられて、仕事が的確で素早く、信頼できると直感的に思った。10/2に診察してもらい、その日のうちに検査のスケジュールと治療スケジュールがほぼ完成した・・・。恐ろしくスピーディ。さらに、他の予約で埋まっているのに、スタッフに直訴して当日に私のMRIをねじ込んでくれる強引さも頼もしい。おかげで治療をがんばれば完治できるという期待がもてた。

変化3:がんになったのは誰のせいでもないと思えるようになった
がんを告知されたときは自分を責めていたけど、もしかしたら私のせいではないかもと思えるようになってきた。というのは、トリプルネガティブ乳がんを比較的若い年齢で発症しているので、遺伝性の可能性があると先生に言われたからだ。母に確認してみたところ、母方の祖母が乳がんを患っていたとのこと(全然知らなかった)。遺伝子検査をすると、乳がんを発症しやすい遺伝子を持っているかどうかがわかるのだ。ということで、遺伝子検査をすることになった。

結果的に、告知から10日目にしてメンタルは落ち着いてきた。もう起こってしまったことは仕方がない。現実を直視して対処するのみである。そう悟ったわけである。人間、大きな病気をすると魂が成長しますね。

それに、超有能ドクターが入院スケジュールと最初の抗がん剤投与の日程まで決めてしまったから、もう後戻りもできないというのもある。さあ、治療に向けてアクセル全開でいきますよ。

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