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2020年、静かな3月。動じず、今はゆっくり進む。

1か月って、こんなに色々できるのか。と毎月振り返りながら感じます。どんなときでも、ほんの少しでも前に進んでいることを実感できることは、喜びだと感じます。

家に籠っている中でも、記録しておくだけで何か気づくことがあるかもしれません。ほとんど動いていないように思えても、今も日々、世の中は変わり続けています。流れてゆく"今"を自分の言葉で自分の視点で書き留めておくことを私はオススメします。

3月も色々あってだいぶ長いです。
今月のアジェンダ↓(読んでくださる方は、一部だけでもどうぞ)

広報PRの本業:新会社の本格始動&新型コロナ関連

Thinkings株式会社としての事業戦略ようやく発表出来ました。2月の経営統合のプレスリリース後、3月がスロースタートになってしまい、しわ寄せが後半にどっと。。。

この3か月間2本のプレスリリースにエネルギーを注いできたので、これでようやく一区切りです。

Thinkingsのコーポレートサイトも公開。テキスト編集と写真選定などに関わりました。無事に公開され、いよいよThinkingsとして始動。感慨深いです。

こんな時代だからこそ、価値ある企業しか未来に残らないと思うので、やれることをやるのみです。

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3月頭には、新型コロナウィルス関連で、当社広報としてアクションしたほうが良いと感じることを、社長へ5つ提案しました。そのうち2つに即GOサインが出て、スピーディに実行出来ました。

1つ目は、出来るだけ就活生の不安を取り除きたいと思い、イグナイトアイとして自社の採用をオンラインで実施していることをしっかりと明示したこと。

2つ目は、「オンライン面接ツールまとめ」の作成・公開。

私自身、調べながら一番驚いたのが、今回の局面に対して、各社が早い段階で「無償提供」などの対応を決めていたことです。

スピード最優先で最低限の情報をまとめたものになったため、十分な内容だとは思っていませんが、多くの方にシェアして頂き、少なからず必要とされる情報を発信できたのではと感じました。

その後、就活生に対するオンライン面接の不安を解消するためのセミナーも企画から約10日で実施しました

スピード感を持って「今、私達に出来ることをする」を諦めず形にした3月だったと思います。

あと、社員インタビューシリーズのnoteで、私自身がトップバッターになりました。


NPOタテイト:犬島キャンプ広報PR

ようやくnote記事が3本(ほぼ)出来上がりました。ディレクションしてくれているKさんは、仕事とタテイト活動でかなり多忙なはずなのに、責任感とアウトプットへのコミット力が半端ない。なので、私も忙しくてもなんとか続けられています。

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某広告代理店のクリエイターの方々とのやりとりも、とても勉強になっています。

ただ、新型コロナの影響で、犬島キャンプの今年の代替スケジュール案も決まりました。どうなるかはまだ分かりませんね。


のさりの島映画上映プロデュース:第2回MTG

映画「のさりの島」上映プロデュースプロジェクト。記事にしようと思っていて出来ていないけど、第2回MTGをオンラインで開催しました。前回より人が増えて、新メンバーの方々もいます。天草に縁が無いのは私と彼の2人だけです。汗

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こちらも新型コロナの影響で、今後上映スケジュールがどうなっていくか分かりませんが、今進められることを進めていきます。

第1回↓のように、この第2回MTGの内容を記事にしなければ。


TeamMineko:新たなスポンサー情報の公開

オリンピック予選が終わり、その直後、今年のオリンピック開催が延期になり、本当に未来は予測不可能だなと実感しています。

そんな中、なんとクラスメソッドヨーロッパからみねこへのスポンサーが公表されました。とても嬉しい知らせでした。
▼クラスメソッド ドイツオフィス、社員の社外活動を支援するプログラムを開始

ドイツにいるTeamMinekoメンバーからの寄付によるもので、ドイツへ転職してもずっと関わり続けてくれています。LINEスタンプを作ってくれたのも彼女↓

本当に、このスポンサーの件について話を聞いた時には感激しました。ありがとう!

みねこはまだウィンドサーフィンを続けています。ウィンドサーフィンの発展のために、私達もまだまだ普及活動を続けたいと思っています。

あたたかくなって状況が落ち着けば、また沢山の人にウィンドサーフィン体験を提供したいな。まずは帰国してまだ一度も会えていないみねこを囲んで、TeamMinekoで集まりたい。


個人として初めてのライティングの仕事

採用WEBサイトのライティング。連休で一度納品しましたが、最初のヒアリングで拾いきれていなかった要件を頂き修正中!(><)ライティングって難しい。

知人の起業家の方からの依頼なので、「期待していたものとこんな風に違った」というコメントを頂けてむしろ良かった。。ぜひ力になりたいし、期待される良いものを提供したいです。修正がんばろう!


マイプロジェクト

自分ではないですが、彼のプロジェクトが静かにローンチしました。私はライティングのチェックとロゴ作成(絵)、メニューと価格をブレストしたなど少しだけ関わりました。ようやくスタート出来て嬉しい。

そしてネーミングも私の案が採用されて地味に嬉しい!『パリジュアさんに来てもらおう~』と親しまれたい。呼ばれたい。

▼餃子の出張キッチン パリジュア

キャプチャ

彼はリーダー層向けワークショップ・研修を本業にしていて、餃子も趣味でだいぶ追求しているので、こんなプロジェクトを始めました。

早くコロナが落ち着いて、みんなでワイワイしながら餃子を包んで、楽しくテーブルを囲めたらいいなと願います。


新しい学びのコミュニティへ、エントリー

2月に迷っていた新たな学びのコミュニティですが、応募してみました。久しぶりに、志望動機とか選考と合格発表というものを経験することに、少しドキドキしています。4月に合格発表があります。

でもこのままだと講義はオンラインになるのか、スタート延期か・・・?


無目的な探求という名目の自由時間

今月も、色んなインプットから得たものは大きかったです。「感覚」が呼び起こされたり、純粋に感動したり、普段使っていない感性を豊かにするような、興味・関心にただ目的無く時間を使える『余白』は必要だと感じます。

週4日勤務生活になってから、どんなに忙しくても嫌なことがあっても、余白の使い方でうまく自分を調整出来るようになってきました。

映画、ドキュメンタリー、動画、漫画・・・色んなものに触れる時間を作れています。

今月見たクリエイティブなものはこんな感じ↓ 簡単な感想は下に続きます。(主にAmazonPrimeVideo。)

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上から順に

【グラン・ブルー(完全版)】
イルカの映画かな?と思ったら、イルカを愛したフリーダイバーの物語でした。ジャンレノの出世作だそう。純粋で真っ直ぐに突き進む男性に、待つだけで翻弄される女性という構造は「昔の価値観の映画だな~」と強く感じました。あとは、見た後に解説などを読んでみたら、実在したダイバーの話だということと、アメリカとヨーロッパでエンディングが違うという話を知り、面白みが増しました。アメリカ版はハッピーエンドになってしまっているようで、原作は暗く切なく終わります。2:49と長く、最初の展開の唐突さに驚きつつ、ゆっくりとした時間が映画の中に流れているため、見る側にも余裕が必要だと思います・・・

【ファンタスティック・プラネット】
多くのクリエイターに多大なる影響を与えた作品、とだけ読み、不気味なアイキャッチにどうしても興味が湧き、見てしまいました。開始5分で見るのを辞めようと思った不気味さなのですが、ホラー嫌いの私でもなんとか最後まで見れたSF作品でした。1973年にこの世界観はどのように生まれ、どのように受け止められたのかすごく気になりました。キャラクターも、絵本のようなぎこちない動き方です。「何か今までに見た事のない映画」を見てみたい、という人にはお勧めですが、深く考えず、独特の世界観を感じて欲しいなぁという感想です。

【アバウト・タイム】
最高に良かったです。感動しました。これまで見た映画の中でTOP10に入る、人に薦めたい映画に出会えました。今、先が見えない予測困難な時代だからこそ心に深く響く人は多いかもしれません。女性が主人公かと思って見たら、男性が主人公でした。これは泣きました。

【ターミナル】
今更ですが初めて見ました。飛行機・空港が好きなので見てみたかった映画でした。これも良かったです。最後の終わり方がすごく興味深くて、最後の方、映画として終わりにできるタイミングがいくつかあったと思いながら見てました。ただ、あのシーンまで物語を進め、あそこで終わったのは、作品として何を伝えたかったんだろうと見終わって考えました。作中じわじわと感動できるすごく良い映画でした。

【潜入!スパイカメラ イルカ 大海原の狩人】
スパイカメラのクオリティの高さが面白いです。w イルカのドキュメンタリーとしては、【母イルカの愛と勇気】の方が内容が深かったと思います。でもどちらも、イルカの社会性、生態、コミュニケーション、地域差による特徴などを知ることが出来て、イルカについて知りたい人にはお勧めです。

【世界でいちばん美しい村】
新型コロナの影響で外出自粛ムードのなか、期間限定無料公開されたことを知り、せっかくだからと公開最終日に見てみました。が、その日は眠すぎて途中で寝てしまいました・・・

【ファインディング・ジョー(英雄の法則)】
こちらも期間限定で無料公開されていて、ヒーローズジャーニーにもともと興味があったので見てみました。勇気やエネルギーをもらえとても良かったです。今、このタイミングで多くの人が見て励まされるものだと思います。本を読んでいるような感覚で、気軽に見れました。

映画はここまで↑

【100日後に死ぬワニ】
今月のクリエイティブだと、触れずにいられないのはこれ。

40日くらいから見てました。日々見てきた身としては、良い漫画だったなと純粋に思います。その後の商業的投稿には怒りも特になく、瞬く間に炎上したのはちょっとびっくりしました。確かに「余韻に浸りたかった」というのは共感できますが、作品が作品として良かったなと、それだけの感想で、商業的な投稿は見ないようにして、自分のなかで余韻に浸りました。

【新日本フィルハーモニー交響楽団「遠隔パプリカ」動画】
あと、感動したのはこれ。じんときました。音楽の力ははすごい!パプリカ良い曲。

あとは、絶対見ないけど、すごく気になってるのは、映画【ミッドサマー】超絶恐怖のホラーとのことで、絶対に見ないけど、ホラーが見れるなら絶対に見てる。なぜかわからないが気になります・・・

あと、行きたかったのに休館になって見れなかったこちはら残念でした。泣
【マル秘展 めったに見られないデザイナー達の原画】


今月記憶に残っているニュース

今月から、気になるニュースも記録してみることにしました。新型コロナ以外を中心に。

▼JAL、パンプス強制を撤廃 「ジェンダー平等に配慮

ようやく、という感じ。CAのパンツスタイルを新制服に取り入れたのもすばらしかったし、男性CAも昔から活躍しているし、またひとつ世界から見たCA職の日本の遅れを解消してくれたと喜びました。

ちなみに、昨年3月には、ヴァージンアトランティック航空はこんな決定を。賛否両論あると思いますが、いつも先進的な取り組みに驚かされます。

ジェンダー系で気になったニュースはこちらも。
▼女性比率5%。スタートアップイベントで考えた「男性中心社会」の現実

まだまだリーダーシップを取るのは男性、という固定概念が無くならないことを印象付けられた記事でした。女性比率のこの少なさは単純に残念だなと思うし、その後の関係者への対応が良くなかったなと思います。

ただ逆に、この件で力強く自らの意見を発信していた男女問わない起業家の方々は、益々ファンになりました。

それから、このニュースも、さすがだなと感じました。
▼スターバックス、手話が共通言語の店舗を国内初出店へ

社会的インパクトが大きく、本業にも関わる重要なニュースだと感じたのはこちら。これはすごい。
▼ユニリーバ・ジャパンが履歴書から顔写真などを排除。採用活動で性別への偏見をなくす

あとは、ただただ純粋に、こんなこともあるんだ、と感動してしまったのはこのニュース。あれから9年です。
▼震災9年 東北各地で虹が見られる

衝撃だったのはこれ。日本の政治って本当に失望することが多く、、、でも諦めず選挙に行くことはもちろん、興味を持ってもっと身近な人たちと議論していかないと、と強く感じています。
▼「すべて佐川局長の指示です」――森友問題で自殺した財務省職員が遺した改ざんの経緯

そして、とても刺激を受けたのはこちら。映画館でひとりで見て、ひとりで心が重くなりました。すごく心に残る映画でした。

まさかアカデミー賞受賞するとは。
近々もう一度見たいです。
▼権力中枢の“闇”を描いた映画「新聞記者」が日本アカデミー賞3冠を獲得した意味

あと、今月気になったサービス。個人がマス広告を出せるというのは面白い。社会を変えるためのアクションを誰もが広めやすくなりそう。
▼個人がテレビや新聞などのマスメディアに広告を出せる新サービス『AD FOR ALL』提供開始

そして、新型コロナで志村けんさんが亡くなられたこと。とても驚き、本当にショックでした。


体調のバロメーター

今月、久しぶりにトライポフォビアが発生しました。集合体恐怖症というやつです。体調が悪いときや疲れているときだけ発症します。。。

飲食店で魚のフライを頼んだら『うろこ焼き』が出てきて、息が詰まりそうになり、、、。本当に最悪。

まさかそんなメニューだと思っていなかったので、急すぎてびっくりしたのもあるけど、久しぶりに強烈な反応が出て動悸がしばらく続きました。

前職で体調を崩し休職する直前から発症するようになりました。当時は洋服のレースの小さな穴すら見れなかったほどやばかった。元気なときは全然平気なんですが、、、

でも、おかげでこの症状がでると、疲れてる証拠だと分かるようになりました。しばらく突っ走ってきて疲れてたんだなと思い、すぐ休みました。笑


2つの1on1。諦めず、伝える。

今月は2つの1on1が、すごく良い時間になりました。

まず、社長との1on1
根気強く伝え続けたことが、何かひっかかったようで、ようやく大事なことが伝わりました。

私の唯一の上司が社長なので、あまり時間もないはずなのに、わざわざ時間を作ってくれたこともとても嬉しかったです。

チームとして課題を解決するために、よりよくするためにどうすればよいか、いつも対等に意見を聞いてもらえることに本当に感謝しています。諦めなくて良かった。

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それからもうひとつは、パートナーとの1on1

最近ケンカやすれ違いもあり、疲れて八つ当たりしたり、不満をぶつけたり、そしてそれらに向き合えずにいました。

でも、しっかり時間を確保して、きちんと言葉にして伝え合ったら、なんだか色々ほぐれました。

謝り、感謝もしたし、彼も想うことを伝えてくれたので、また少しお互いのことを知ることが出来ました。

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人と分かりあうために、私は基本的に正面からしか向き合えず、人と深く繋がろうとするので、よく苦労してきました。汗 私のことを苦手な人もいるので、今は昔より人と距離を置くことを覚えました。

それでも、向き合う必要がある人とは、正面から向き合う方法しか知りません。なので、今後もそうしていくと思います。誰かと完全に分かりあうことなんて出来ないので、だからこそ分かりあうことを諦めません。

何度も伝えてきたつもりでも、やっぱりその時の伝え方、言葉の選び方、相手の状況などによって、伝わらないことも、伝わることもあるということを改めて実感出来ました。諦めず何度でも話し合うことはとても大事。


ただ、毎日を大切に

今月感じたこと。

今、多くの人が転換期を迎え、何かに気付いたり、次のステージに向かってアクションする人が増えている印象です。

3.11以降、その流れはずっとある気がするけど、最近はまた特に。近くにいる友人、よく知る知人など、身近な存在の中で起こっているリアルな変化です。

私は、2018年に大きく転換期を迎えて、今の社会システムへの依存を少しでも減らしたくて、重心を少しずつ自分の中心に取り戻してきた感覚があります。そして、自分の人生の道を一歩ずつ進んできました。

休職、退職、離婚、転職、引っ越し、キャリアチェンジ、、、その過程で、様々なことがあり、それらに向き合い、自分にとっての幸せは何かと問いながら、信じて進んできたつもりです。

社会が大きく混乱している今だからこそ改めて感じているのは、不安や混乱に溺れることなく、『自分にとっての幸せを知り、それを実現するために、自分に出来る範囲のアクションができること』がどんなに大切かということです。

毎日ベストを尽くしたと思えるように働き、毎日大切な人を大切にして、美味しいものを味わって、自分を認め、小さな幸せをしっかり感じる。

そういう日々が送りたくて努力をしてきたことが、今効果を強く発揮しています。こういう混沌とした状況でも、そういうシンプルなことを、静かに行動に移せるようになってきたんだなぁと。

誰かに委ねたり、誰かを非難したり、文句や愚痴を言うよりも、もっと誰かを励まし、力になる言葉を発したほうが自分にとっても幸せです。

危機感は強く持つけれど、不安と怒りは膨らませない。そうコントロールして、静かに今出来ることをしていきたいです。

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最近、『時間』というキーワードが自分のなかに大きく存在していて、とにかく過去や未来でなく『今』をもっと生きている感覚が益々強くなってきています。

ようやく、ずっと大切に読んできたこの本も読み終わりました。ここには、今の自分にとってもっと考えを深めたいテーマが沢山詰まっていました。時間と自己についてです。ようやく一通り読んで、映画を見終わったような感覚で、、余韻に浸りました。

もう一度、ゆっくり読み解きたいと思います。

時間とテクノロジー 佐々木俊尚

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明日も明後日も未来が続くかどうかなんて、どんな毎日でも保証されてない。どんな毎日でも、今目の前にいる人を大切にして、今自分に出来るベストな選択をするのみ。

動じず、ゆっくりにでも進みたい。
そう思いながら静かに過ごした3月でした。





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