見出し画像

休むことに慣れてくる→正気じゃなかったって分かってくる→苦笑いが出た。

まったく仕事をしない、求職活動も一旦置いといて、予定も特にいれない。

そんな生活になってやっと3週間経ちました。

最初の一週間は慣れなくて辛くて、落ち着かなくて無意味に調べ物したり動き回ってたり。

次の二週間目は疲れがどっと出てきて心より体のダルさに這うように過ごし。

3週間経った今、やっと何も考えなくてもいい、思いつくままに気分で動いてもいい、と思えるまでになりました。長かった。

鬱だとか適応障害だとか心に傷を負ってしまう人は、自分も含めて【休む】ことが極端に不得手なイメージがあります。どっかで自分に対して「○○すべき」という決めつけとかルールを敷いていて、そこからズレたらこの世の終わりみたいに縛って、自分で自分を苦しめてるところがどっかにある。

その結果、自分に立ち止まることとか休むことを許さない。

少なくとも私はそういう融通のきかないところがあって、追い詰めていた。

…と分かってきた。


そばから見ていたら、さぞ調子を崩し始めた去年の夏から半年、おかしかっただろうになぁ、と分かってきてしまった。

ストッパーの壊れた遊戯具みたいに、ずっと空回りして危なっかしくて、感情の起伏が激しくて、私はその振り幅が下降に向かって全力疾走していたので、いざとなったら体を張ってでも止めて病院に放り込もうと思って見計らっていたという友人の言葉のリアリティたるや。

3週間経ってその友人が、「やっと戻って来たね」と言った。

これで私もやっと落ち着けると。

うわぁ…ほんとうにごめんなさい。ありがとう。ありがとう。

これしか言えなかった。

渦中にいるときは友人がどんな気持ちで、どんな表情でそばにいてくれたのか分からなかった。


今日、しっかり真正面から見た友人の顔は、まめにあってくれていたのに物凄く久しぶりに見た気がして。

やっと霧を抜けたところに立てたのかと、思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?