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社会科見学:さきたま古墳群/忍城

さきたま古墳群に行ってきました。
古墳の前で息子と埴輪ポーズで写真撮影w
小学校6年生で習う古墳がテーマです。また、ここには教科書に載っている「鉄剣」が展示されています。
新発見により古墳の歴史が変わりそうですが、日本1位か2位かの違いです。
奈良は遠いので、やはり近郊で行える体験を・・・!

国宝展示室

写真が禁止だったので、ホームページより抜粋しました。
詳しくはホームページを見てほしいですが、一度見てから古墳をめぐり、もう一度国宝を見ると感動が深まります。
特にガイドツアーに参加して説明してもらったからかもしれませんが、貴重すぎてなかなか脳が追いつきませんでした。

埼玉県立さきたま史跡の博物館 ホームページより

ガイドツアー

全体のご説明

学芸員の方のほかに、小学校の先生がガイドツアーをしてくださいます。
娘は小学校6年だったので、「中学校での古墳の学習は、小学校の深化で朝鮮半島との関わり合いをやります」と伝えてくださいました。
俄然やる気を出して、ツアーに参加した娘・・・先生すごいです。


ツアーの説明をする先生

たきたま古墳群の「丸墓山古墳」ずっと1位だったのですが、新たに大きな円墳が見つかって、2位になりました。
今でも、新たな発見によって歴史が変わるということも経験できたのではないでしょうか。

円墳の上で記念撮影

戦国時代の合戦の舞台になった円墳です。秀吉が小田原を攻める際に北条氏の忍城攻略のため陣をとった場所です。
さらにその後、桜を植えた人がいて観光地となってしまい円墳の発掘は進んでいないとのことです。

前方後円墳は、向きが違う!

前方後円墳、「方」は「四角」という意味ですから、前が四角で後ろが円という意味です。
後世の人が勝手に名付けた名前で実際は「右方左円墳」??
造出(つくりだし)で祭事を行っていたので、そこを正面にすると考えるほうが今の主流だそうです。

盗掘について

盗掘についての話もありました。2023年1月に何者かが盗掘を図ったそうです。
盗まれたのか盗んでないかもわからないとのことでした。
「古墳も、日本人のいや人類の貴重な財産です。個人で勝手に盗んでいいものではありません。たとえ見つかっても歴史的価値はなくなっているかもしれない」と娘と母は憤慨していたら、先生も会話にご参加くださいました。
社会科見学を通して、「貴重な文化財に価値についての理解が深まる」やはり百聞は一見に如かずだと思います。

YAHOO!JAPANニュース抜粋

実際に作ってみる~埴輪と勾玉~

埴輪作りと勾玉づくりを体験しました。

埴輪作り

埴輪作りの体験もありました。後日、焼いて自宅に送ってくださいます。



勾玉作り

白い石で作ると柔らかくて作りやすいそうです。
出来上がった勾玉は、母の日まで数か月息子のもので、(あきたころ)母の日のプレゼントになりました。

将軍山古墳展示館

ガイドツアーで資料と出土品の両方があって初めてわかることもあるということをご説明いただきました。
それがこの「蛇行状鉄器」です。ずっと使い方がわからなかったが忍城の資料から使い方が分かったとのことでした。
「それがこれ!」とテンション高めな娘です。

忍城

忍城の資料も見ることができる、ということで閉館直前にすべりこみ・・・
入館料払って、「蛇行状鉄器」の資料を確認してきました。
写真禁止でしたが、根拠となる埴輪ありました!
忍城は戦国時代・・・古墳時代からずっと古墳が古墳のままなら、桜も植えられないしと娘に話したら、「人は住んで暮らしているから仕方ない」と。
「古ければ古いほど、後世の人の影響を受けてしまうのが歴史なんだね」と・・・珍しく?成功です

振り返りの作文

家庭教師の先生に定期的に作文や日記を書いている娘。
この日のことも日記に書いたようですが、読ませてくれません。
たまに先生とお会いした時に先生からうかがうくらいです・・・

おすすめ度

私が思う対象年齢:小学生高学年から
オススメ度:★★★★★
「ガイドツアー」は先着順で予約ができないためすごく早く着きましたが・・・先生から満員になることはないですよ、と。万が一を考えて「めったに満員にならない」とお伝えしておきます。
学芸員の方の説明ですと子供むけにかみ砕いて説明しないと難しく(子供イベントであっても)親が説明してもあまり真剣い聞いてくれません。小学校の先生がご説明してくださるガイドツアーは本当にすばらしいものでした。

埼玉県立さきたま史跡の博物館
URL:https://sakitama-muse.spec.ed.jp/
住所:埼玉県行田市埼玉4834
行った日:2023年03月

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