くすぶり女の私が【みんなの希望】と言われるまでになって、その後散った話2


前回はこういう話を書かせてもらいました。

ある街に引っ越して、親切心からのおせっかいを焼かれて
断ったら、同年代の男性につまらない事を言われた話です。

よかったら、その続きを読んでください。

私も強気に言い切ってしまいましたが実は最初の頃は

【やっちゃったよ💦言っちゃったよ💦】

とは思っていました。
なので、その同年代の太った男性とはたぶん出くわさないであろうお店で
飲む事が多くなりました。

実際、スミエさんの定食屋さんという名の居酒屋?に行く前には
飲める場所がいろいろありました。
坂の上のバルや焼き鳥、バーで充分に飲んで楽しめるので
不自由はありませんでした。
(スミエさん達も自分達のお店を下の方、坂の上のお店を上のお店と
呼んでいました。
実際、そういう格差はあったようですが私は知りませんでした。)

とは言え、同年代の女性が営むお店でおしゃべりをしながら
飲みたい気持ちもあるので時々お邪魔をしていました。

同年代の太った男性には会わずに済んでいましたが
やっぱりおしゃべり男だったらしく、私の言った事は
その定食屋では知っている人が多く、
【あ~、あなたが!】と男女ともに言われました。

そういう時に飲みながらおしゃべりをすると
同年代の太った男性から聞いていた話となんか違うな、と
わかるらしく、
【あの人はそういう人だから(気にしないでいいよ)。】
と言われるようになりました。

みんな、私より大人です。
その言葉で気持ちがラクになりました。

私の年下男性が好きだという話も
【そんなの、好みなんだからあいつ(同年代の太った男性)が
文句を言う事じゃない!
面倒くさいんだよ、ここらへんの男は。】
という言葉が心強かったです。

その街の女性達にもクセが強い人が多くいましたが(私含む)
お子さんはいらっしゃるけれど、離婚をされた女性が多く
頼りになる方が多かったのも確かです。

そんな中でよく話題にあがるのが
【この街にはろくな男がいない】でした。
そして、その言葉通りにその街の男性達はろくでもない、
面倒くさい人が多くいました。

私はその街に住んで都内への通勤だったので、都内で飲む事も多く
いろんな男女を見ていたので、
【確かに比べたらいない】という感想を伝えました。
みんなはその界隈に住んで、その界隈で仕事をしているので
都内で飲む事がほとんどないのです。

本人達も話していましたが、狭いところから出ないから
世間がどうなっているかわからない、と。

私が都内で働いて都内で飲んで。
知らない男女とコミュニケーションを取って
飲み友達になった話を聞いてもらったりすると
【いつも思うけど、KOHKOパイセンすごいよね】と言ってくれました。
(年下なのに、なぜかパイセンと呼ばれていました。
後にその理由もわかります。)

都内で飲む方が楽しいんだけれど、
自宅に近い場所で飲む安心感というのもありますよね。

時には面倒くさいと言われる男性達とも軽い会話を交わしながら
その街での日々を私なりに楽しく過ごしていました。


つづく


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