ドーナッツ屋さんで遭遇した不思議なおじさんのお話
こんばんは。今日は気分を変えて、ちょっと不思議ネタをたまには書いてみようと思っいました。
みなさんは、理由が説明できないけど、何だか不思議な体験をしたことはありますか?
私は子供の頃から、占い、心霊現象、世界の七不思議、
妖怪、超能力者など、目に見えないけど存在していて、人によっては見えたり使えるのに、一方で見えない人もいる、というような不思議なお話にとても興味関心を持っていた子供でした。
まず最初にお伝えすると、
私は幽霊や宇宙人をこれまではっきりと自分の目で見たことはありません💫
幽霊がはっきり見えるという知り合いの方はいらっしゃって、
その方は、20代前半に一緒の職場で働いていたのですが、
霊感の強いお母さんと一緒にいたら、見えるようになってしまったそう。
お母さんと一緒に車に乗って踏切を渡ろうとしたら、血まみれの女性がボンネットに乗っかってきてこっちを睨んでいたのをはっきり見える方でした。
その方に、なんで私には見えないんだろうか、見える人と見えない人の違いって何だと思う?と何気なく聞いてみましたら、
「きっと、見える人って、幽霊の波長と合っちゃった人なんだと思う。
多分、おやみなさんは、性格が明るいから、幽霊の波長と合わないんだと思う笑、いや、見えない方がいいよ。私だって、めっちゃ怖いから。」
と教えてくれました。
そうだよね、見てみたいけど、見え始めたら私も怖いと思います。
見えない方が幸せなんだろうなとその時思ったのです。
やっぱり幽霊が見える時というのは、幽霊が存在する波長というか、チャンネル、次元と合った時に見えるみたいですね。
幽霊が見える時ってどんな感じなのか
運悪く、波長が合っちゃった時というのは、どうゆう状況なのかと
その方に聞いてみたら、デザイナーらしい上手い表現を教えてもらいました。
「世界がいきなりフォトショップのレイヤーの乗算効果がかかったようになるの。あ、やばい、今入っちゃった!っていう感じ。そうすると同じ世界で昼なのに、昼と夜くらい雰囲気が一瞬で変わる感じ。」
後に、アニメの「呪術廻戦」を初めて見た時に、外から見えなくする結界である「とばり」が降りた時に、「これかな??」と思ったりしました。
子供の頃、一回だけ幽体離脱をした気がします
そんな幽霊も見たことがない私ですが、
ちょっとだけ、以前こんな不思議な体験をしたことがありました。
これは、もう10年近く前の体験なのですが、
先述の通り、私は目に見えない世界の話に興味があって、
ヨガを学んだあとに、アカシックリーディングに興味を持ち
そのリーディングのトレーニングの一つとして
直感、予知、透視など、本来人間に元々備わっている
「サイガンマ能力」を開発するための訓練をしたことがありました。
また、バイノーラルビートを聴いて瞑想をして
幽体離脱にチャレンジしようとしてみたり
ホロトロピックブリージングというかなりパワフルな呼吸法も体験してみました。それはそれで、新しい視点や感覚を味わうことができました。
そう言えば、子供の頃に一度だけ、
寝てる間に空を自由に飛んだ感覚を体験したことを覚えています。
もしかしたら夢だったのかもしれないとも思う一方で、
当時住んでいた自分の家の2階のベランダから飛び出して、
住んでいた町の上空を自由に気持ちよく飛んだ(夢?)ことがありました。
その時感じた感覚は、とても解放的で、なんて自由なんだろう、
ずっとこんな感じで飛んでいたいな、という感覚が残っていました。
大人になった今でも、私が空を飛びたいと憧れるのは、
この時味わった夢(幽体離脱?)の感覚からなのかもしれません。
それを体験した当時の私を思い出してみると、
この頃、私は精神、心がとても不安定な時期にいた気がします。
東京から埼玉の田舎に引っ越してきた頃で、親子共に慣れない環境、
いじめっ子もいたお年頃、子供ながらに両親の不仲が気掛かりだったり、
気持ちがとても不安定な時期でした。
だから、この頃は意識がすぐに体から抜け出ることができたんじゃないかと、大人になって幽体離脱の練習をしてからそう思ったのです。
意識が体から離れてしまう理由の一つとして、この現実を生きたくないという思いからもあるとのことを聞いたとき、なるほどなと、なんだか腑に落ちたような気がしました。
ということは、大人になった私は、良くも悪くもこの現実にしっかりと根付いて生きているおかげで、幽体離脱をすることはできないのだと。
グラウンディングもしっかりできている。
ああ、自由に体から抜け出て、色々な国に、意識した瞬時に行けたら
どんなに楽しいことかと、少しがっかりもしたり。
そして、透視やテレパシーなども訓練してみるものの、
私にはそんなに手応えを感じられるほどの精度がこの時は高められず、
「ガンダムのニュータイプのように、テレパシーが使えるというのは、
アニメの世界だけなのかな。本当はただ偶然が重なったに過ぎないのかな。」と不思議な世界の存在自体を疑う気持ちにもなってくるものでした。
やっぱり人は、自分が体験したものしか信じられないのかもしれない。
私が実際に体験したり、見たりできないものは、存在しないのと同じだと。
自分が興味を持ったものは、本当は存在しなかったのか。
世界は神秘や不思議に包まれているから、探す楽しみがあるのかもしれない。それが「存在しない」という宣告を突きつけられたような気がして、
一瞬で味気なくて、とても面白くない世界に変わっていくような気がしたのです。
私にとっては、不思議で未知に溢れた世界の方がロマンに溢れてワクワクですることができたのだと思います。
ドーナッツ屋さんでの不思議体験
そんなことを思いながら過ごしていたある日、
私は、子供の頃から大好きなドーナッツ屋さんに一人で行きました。
子供の頃から大好きな、お馴染みの日本のドーナッツ屋さん。
今はもうなくなってしまったのだけど、当時キャンペーンの時に
300円に1枚とかスクラッチカードがもらえて、
10pt集めると景品と交換できるというサービスがありました。
子供の頃は景品が欲しくて、よく集めていたのだけど、
もう大人になったら景品にあまり興味もなくなり、
もらったポイントカードは近くに居合わせた子供にあげることにしてました。
その日は、ちょうど店内は空いていました。
あいにく私の目が届く範囲に子供は見当たりませんでした。
私は心の中でこう思っていました。
「誰か、私のこのポイントカード、もらってくれないかな??」
ドーナッツは食べ終わり、帰ろうと思えば帰れたのですが、
私はポイントカードをもらってくれる人が来るのをしばらく待つことにしました。
すると、ドーナッツ屋さんの自動ドアが「ウィーン」と開いたのです。
私はふと気になって、自動ドアの方に目をやりました。
そこには、どこにでもいるような普通のおじさんが一人、開いたドアから入ってきたのがちょうど見えました。
私は子供が来てくれるかなと期待してたので、この瞬間、
「なんだ、大人のおじさんかあ…」と、少しがっかりしました。
そう思ったのはほんの一瞬のことでした。
私の席は、自動ドアから10mくらい離れたところ。
私は、そのおじさんのことをぼんやり見つめていました。
おじさんは開いたドアから入ると、
ドーナッツのショーケースの前を通り過ぎました。
「あれ?おじさん、ドーナッツ、今スルーしたけど。」
そして、何だか真っ直ぐ私の方に徐々に向かってくるような気がしてきたのです!これは、ほんの数秒の出来事です。
「あれ?おじさん、こっちに近づいてくる??」
そんな風に私は心の中で思いました。
そして、私のテーブルの横で止まったおじさんは、気さくに話しかけてきたのです!
さらに、私が誰かにあげようと考えていた、ポイントカードを指で指しながら、そのおじさんは、私にこう言ったのです。
「ねえ、これ、もらってもいいの?」
私はとてもビックリしましたが、確かに誰かにあげようと決めていたので
「え!あ、はい、どうぞどうぞ!
ちょうど誰かにあげたいと思っていたところなんです!」と言いながら、
目の前のそのおじさんにカードを手渡しました。
すると、おじさんはにっこり笑って、
「どうもありがとう!じゃあ、もらってくね。」
そう言って、くるっと方向転換、そして、なんと、ドーナッツを買わずにそのまま店を出て行いってしまったのです。
私はしばし唖然としたのですが、急にものすごく可笑しくなってきて、
この目の前で展開した出来事に吹き出してしまいました。
そして、こう思ったのです。
「もう!!おじさん😆!!やってくれたな!」って笑
人の想念を読める人は、この世に実在すると実感
「お嬢ちゃん、この世界には、まだまだ説明がつかない不思議なことが沢山あるんだよ。」
ということを、あの不思議なおじさんが私に身を持って体験させてくれたんじゃないかって思ったのです。
もしかしたら、すごく偶然に入ってきたおじさんが、たまたま私のカードを目にして、たまたま声をかけてもらっていった可能性も0ではないという考えもしました。
でも、それにしても、出来すぎている気がしたのです💦
おじさんがドーナッツ屋さんに入ってきて、ドーナッツを完全に無視して、私の元へまっしぐらにきたのです。
そして、カードのことまでピンポイントでもらって去っていく。
ちなみに私はこの時、「カードを誰かにあげたい」等の言葉は、一人だったので声に出してはいませんでした。心で思っていただけでした。
私は密かに、このおじさんのことを「テレパシーおじさん」と呼ぶことにしました。
この理由が説明できない体験は、きっと誰も信じてくれないだろうと思って、オカルト好きな友人くらいにしか、これまで話たことはありません。
私が個人的に考えたのは、このおじさんは私の思考をキャッチしたんじゃないかと考えました。
そして、人の想念を読める人は、この世に実在すると実感したのです。
だから嘘をついたところで、分かる人には分かるんだと。
ヨガの哲学を学んでた時に、
ヨーガスートラの教えの一つにやってはいけないことに
自分や他人に嘘をつくことがありました。
そして、瞑想が進むと嘘を見抜くこともできるようになるのだと。
そのサマーディーの究極的なところに到達すると、テレパシーおじさんのように他人の想念を信号のようにキャッチできるようになるのでしょうか。
それにしても、おじさんは、私の想念をキャッチして、
完全にからかいにきたとしか思えませんでした😂
小柄で、地味な色のキャップをかぶっていた、とにかく普通のどこにでもいるようなおじさんでした。だから、どんな顔だったかはあまり思い出せないんです。
今日は、こんな不思議で夢物語のようなお話を書いてみたい夜でした🌟
お楽しみいただけたでしょうか??
私はもちろん、自分で体験してしまったので信じているのですが…
信じるか信じないかは、あなた次第です😊👍✨
最後までお読みいただき、ありがとうございました🙏
いただいたサポートは占いの勉強や活動に使わせていただきます!