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行動することで縁がつながる

5年くらい前から存じ上げている
素敵なカフェのオーナーさんがいらっしゃいます
1人の女性としても、母としても
こうありたいなと思わせてくれる
そんな存在。

この5年、
カフェのオーナーさんとお客さん
という関係で
仲良くさせていただいてましたが

なんと、このほどその関係から
ググっと踏み込んだ関係性に
というとなんか怪しいみたいですが(笑)


先日、同じイベントに出店したことがきっかけで
カフェで週1回働かせていただきつつ
キッチンを貸してもらい
作ったお菓子をそのカフェで
販売してもらえることになりました!

しかも、そのカフェ。
一度働いてみたいなぁと思っていたところ。
でも、今はパン屋でも働き続けたいし
掛け持ちOKとはいえ、カフェを
週一だけ、なんてどうなんだろう?
と思うだけで行動していなかった
そんな、自分の中のいきさつがあったので
まさか、カフェさんのほうから
週一でもいいから働いて欲しいと
オファーいただけるなんて
思ってもいないことでした。

区切り線2(細い)-konakona

マルシェ出店なんて・・・

労力ばかりかかる上に、散財ばかり
そりゃ、やるのは楽しいだろうけれど
それはお商売ではなく、
「贅沢な趣味」だよね。
起業塾にまで通い
それでも身内に言われた
「贅沢な趣味」というキーワードは
想像以上にプライドを傷つけられて
しこりとなって
要するに根に持ってしまった自分がいます

そして、そのことで、さらに
かたくなになっていた私は
マルシェ出店したら負けくらいの
感情に飲み込まれていました。
そうしないで何とかならないか
必死で模索をしました

その過程で勝手に傷ついたり
うらやんだり、ねたんだり
そんな自分が嫌になったり…

私はその時の自分を、今でも理解できるし
否定することもしたくないし、
そして、今まさに、
同じように思っている方の気持ちも
完全に肯定します

ただ、それでも結局マルシェ出店を
してみてわかったことは
やってみてよかったんだ。ということ

やってみてわかることはたくさんある
やっぱりね」「思った以上に大変
ということも沢山あります。
大変すぎて
真っ黒な感情が生まれてしまうことも
多々あります

それでも、やはり
「行動することで何かが動く」
ということも実感します

それは、今回降ってわいたような
棚ぼたみたいなラッキーがあったから
そういうのではなく

頭の中で考えていた杞憂を
からだを動かし体験してみて
やっぱり杞憂じゃなく
大変だったと実感する中で

学び取ることも沢山あったから。
実際にやってみることで
より具体的な金額や製造の限界を
リアルに知ることができたから

それは次にどうするのか、
具体的な想像につながったから。

やってない杞憂はやはり
具体性がないので、
具体的な計画につながりにくい

やってみればどんなポンコツな計画でも
具体性だけは持たせることができる。

見えている面倒の海に
自分から飛び込んでみないと
納得できないことだった。

これはやっておかないと
死ぬ間際に後悔するな
ということを一つクリアできたなと
いうところまでつながってます。

区切り線2(細い)-konakona

今回のカフェのオーナーさんとは
嬉しいことに、これまでも
不思議とちょっとしたご縁
を感じることはありました

でも、なんというか
かする感じのつながりだな
という印象。

最初はからだに良いお弁当付きの
ヨガのワークショップで
そのお弁当を作られている方として知り
気さくに話をされる、パワフルで
かっこいい人だなという印象。

その後、PTAのお弁当を用意する必要がでたとき
そうだ、おいしかったから。と思い出し
その方のお店で注文をしました。

そして、お友達とランチをしましょう、
という時
そういえばまだ行ったことなかったなと思い
そのカフェを初めて訪れました。

その時、初めてまともにお話する機会があり
子育てのお話を伺い、お人柄を知りました

別の時にもお茶をしに行った際、
友人と今後やりたいこと、について
語り合ったのですが、
私はその時


「堅苦しくない
ちょっとアートっぽい
大人のお習字教室に
通ってみたいんだよね」


というお話をしていました
すると、なんと、そのカフェで
しかもその話をした数時間後に
まさにそんなお習字教室があるのよ
とオーナーさんがおっしゃいました。

さらに驚くことに、その先生というのが
PTAでお弁当を用意したときに
一緒に役員をしていた方だった
というこれまた嬉しいご縁。

勢いそのままに
カフェの閉店後のお習字教室に通い始め現在も
楽しく通っています。

その習字教室の流れで
作ったお菓子をオーナーさんにも
召し上がっていただく機会があったり
お話する機会もふえました。

たまたま、自宅近くのケアハウスで
そのカフェの出店があり、
別に会おうとか全く思っておらず
用事で出かけたときに
ばったり外であったり。

私のカフェで働いて欲しい
なんていうお話もそんな
偶然会う時にちょくちょく
言っていただいてはいたものの、
なぜか、そういう時に限って
ちょうど別の仕事が始まったばかり
というタイミング

先日までそんな
かするようなご縁でした

区切り線2(細い)-konakona

私が、「そんな風にやれたらな」
を体現しているこのカフェのオーナーさん
憧れはあっても、自分とは違う
別次元、別世界の方

そんなイメージの方でしたし

おそらく、イベント出店をしなければ
この先もずっとそんな感じの
関係性だったんだろうなと思いました

でも、今回は
いままでかすっていたものが
ガチっとつながったような感じ

もちろんこれが永久に
がっちりつながるのかどうか
そこはわかりませんが

色んな事に、執着せず
来るものは拒まずの
去るものは追わず

目の前のやれることを
誠実にこなして行きたいな

あらためてそう思うのでした。

EAT,PRAY,LOVE by Elizabeth Gilbert
食べて、祈って、恋をして
より

古代インドの聖典
「バガヴァッド・ギーター」
誰かのまねごとの人生を完璧に生きるより
自分自身の人生を不器用に生きる方がいい

激動だった2020年も残りわずか。
来年の日めくりにはこの言葉を
書きたいと思うのでした

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大切な人に食べてもらいたい、安心安全でシンプルな材料で手作りのお菓子を誠実に丁寧に作れる範囲内で売る、みんなに愛される小さなお店を開きたいと思っています。