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脳活性・血糖値ダウン・血圧ダウンなど健康効果の高い「かかと落とし」

食後1時間後に運動を始めるというのが以前の定説でした。でも最近は「食後5分以内」に運動するのが効果的だと言われています。急に激しい運動をするのは大変ですが、食後すぐからできる、いつでもできる簡単な運動をご紹介します。食後1時間後に運動しても、すでに血糖値がかなり上昇しているため、効果がなかったりします。また、運動を始めるのが食後すぐであればあるほど、血糖値の上昇が抑制されたという研究報告もあるそうです。

つまり、食後に運動すると消化吸収速度が遅くなり、消化が緩やかになり、糖の吸収速度が抑制されるという考え方があるのです。

かかと落としや、スクワット、階段の上り下りなど、下半身を刺激する簡単な運動をしましょう。かかと落としはふくらはぎの筋肉、スクワットや階段の上り下りは太ももの筋肉といった大きな筋肉を使います。この筋肉に血液が使われて血糖値の降下に役立ちます。

かかと落としは場所をとらないので、いつでもどこでも気軽に行えます。かかとを床につけたとき、その衝撃が全身に伝わります。その衝撃が骨を刺激することで血糖値を下げる「骨ホルモン」が分泌されます。筋肉と骨ホルモンの働きでさらに血糖値を下げる効果を期待できます。

こまめに何度もトライしましょう。背筋を伸ばし、両足を肩幅に開きます。ふくらはぎの筋肉を意識してかかとをあげて、3秒静止します。

かかと落とし②

両足のかかとをストンと床に下ろします。これを30回を目安に行いましょう。

かかと落とし③

かかとを上げた時にバランスがくずれてしまう人はイスに座って行ってもいいそうです。

かかと遅し④

ながらかかと落としもオススメです。テレビを見ながら、バスを待ちながらう、電車の中で手すりにつかまりながら、台所で食事の支度をしながらなど一日に何度もやると良いそうです。かかとを落とす際は、かかとに重心をかけること、膝が痛む方はひざをゆるめて(曲げて)落とすようにすると良いそうです。

血糖値だけでなく、血圧を下げる効果、アルツハイマー改善の効果(脳活性)慢性炎症の緩和が血流がよくなることによって見られたそうです。こんなにシンプルな運動なのにそんなに効果があるの?って驚いてしまいます。ふくらはぎは第二の心臓と言われていますね。下半身を気にかけることはとっても大切ですね。いつもありがとうございます。